読書。
『美の20世紀⑤ マティス』 パトリック・ベイド 山梨俊夫:監訳 林寿美:訳
を読んだ。
画家、アンリ・マティスの画集です。
大型本ですが、お手頃な値段だったりもします。
フォービズムという呼ばれ方をした作風の画家たちの代表格なのが、
このマティスだということです。
フォービズムのフォーヴとは「野獣」を意味するとのこと。
なんでこんな感じの作風が野獣なのだ、と最初はわからないのですが、
これはこう名付けた人が厳しい言い方をしていて、
その原初の感覚、プリミティブな感覚を尊重して、
おおらかに描いていることに対して、
「人間未満の感覚を大事にしている」という意味での
野獣(フォーヴ)なのだと解釈しました。
ゴッホを意識した絵もありました。
はやくからゴッホを認めていたようです。
マティスの絵は、
写実的というよりは印象から構築する感じでしょうか。
かといって、印象派のようなロマンティックな感じというよりか、
明るくて、ある意味で健康的にも映る絵だと感じました。
おぼろげに覚えているので違うかもしれないですが、
ビートたけしさんの描く絵がマティス的だったような気がします。
たけしさんも、フォービズムの系列に乗っかるタイプなのかもしれない。
『美の20世紀⑤ マティス』 パトリック・ベイド 山梨俊夫:監訳 林寿美:訳
を読んだ。
画家、アンリ・マティスの画集です。
大型本ですが、お手頃な値段だったりもします。
フォービズムという呼ばれ方をした作風の画家たちの代表格なのが、
このマティスだということです。
フォービズムのフォーヴとは「野獣」を意味するとのこと。
なんでこんな感じの作風が野獣なのだ、と最初はわからないのですが、
これはこう名付けた人が厳しい言い方をしていて、
その原初の感覚、プリミティブな感覚を尊重して、
おおらかに描いていることに対して、
「人間未満の感覚を大事にしている」という意味での
野獣(フォーヴ)なのだと解釈しました。
ゴッホを意識した絵もありました。
はやくからゴッホを認めていたようです。
マティスの絵は、
写実的というよりは印象から構築する感じでしょうか。
かといって、印象派のようなロマンティックな感じというよりか、
明るくて、ある意味で健康的にも映る絵だと感じました。
おぼろげに覚えているので違うかもしれないですが、
ビートたけしさんの描く絵がマティス的だったような気がします。
たけしさんも、フォービズムの系列に乗っかるタイプなのかもしれない。