Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

セルラー

2005-03-04 23:00:41 | 映画
私用で代休をとった今日、
とくに見たいわけではなかったけれど、時間の都合上『セルラー』を観て来た。
最初はこれからどうなるんだとハラハラさせられる。あまりの茶番で!
それが、だんだんマッタリしてくるんだよね。B級映画。
まったくしょうがねーなって、笑うしかないようなタイプ。
怒る人もいるかもしれない。
セリフがね、ところどころものすごく陳腐なんです。
証拠のビデオに写ってる映像なんか、「金とヤクはもらったぜ、わはは」だからな。
久しぶりにこういうの見たな。
キム・ベイシンガーが出てることもあってか、
『LAコンフィデンシャル』がおかしな方向へ行って、テレビ版になったように感じた。
つーか、これでも褒めすぎだろうか。こういう褒め方は似合わない映画なんだな。
これでもかってくらいに、ケイタイがネタになるところなんて、
ケイタイ会社が作らせてるんじゃないのと思ってしまうよ。
でも、それはそれでいいかなと思えてしまいました。
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Everyday is a winding road

2005-03-01 22:00:26 | days
イベントの売店出店は、日曜日に無事終わった。
初日、2日目と売れ行きは良くなかった。それが、最終日によく売れた。
トータルで最大売上金額の8割強の売上があった。
過去2年のデータを見たり意見を聞いたりしながら自分で商品を選んだ結果なので、
この結果は嬉しいのだが、もともとその販売計画の規模が小さいものなので、
大成功とは言えない。ましてや、お金を貰い忘れたお客さんもいたのだから。
そうは言いながらも、販売の手伝いをしてくれた同僚たちや、
お客さんたちには感謝の念を覚えるわけです。
これを簡単に「自分の甘さ」とは捉えたくないんですよね。

先に書いたことが「好事」だとはしませんが、
今日は、
好事魔多しといいましょうか、いろいろと逸らしきれないような災難やくだらなさに見舞われました。
艱難は汝を玉にす、という言葉があるように、これも経験になりますね。
こんな時って、厳冬を過ごす木のように色を失い、
あるいは秋風に舞う木の葉のように、
情けなく儚くちっぽけな存在であることを強く意識させられたりしますし、
対外的に、意図せずそのような表現をしていると思いますが、
そんな木や、木の葉にさえ言葉を与えてくれる人がいる。
僕はその人に、詩人の才を見ます。言いすぎかな?
よく言葉をかけられているサボテンは生き生きするってのを聞いたか読んだかしましたが、
なんだかわかる気がします。

ただね、そんな災難を呼び込んでいるのが自分自身っていう。
自業自得なんだよねぇ。
その因果を辿っていくと、捨てる技術が欲しくなるのだ。モノを捨てるってことじゃあない。
また、何かを得たがためっていう原因もあったりする。
そして、構造が違ければなぁと思いもする。

たぶん、そういうことがスパイラルしてきて今があるんだろう。
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