Opinion!
☆大飯原発の再稼働が閣議決定された。正直な処、原子力発電が必要なのか？本当の処は良く解らない。町議会、県知事どういう態度とるのか？疑問だった。周辺地域の自治体もどう言う意見なのか余り報道されない。国会の調査委員会で菅元総理は、「原発絶対反対」と言って居る。民主党はこんな大事な問題を党内の意見が真っ反対の儘、事を進めて行くのだから、野田総理の精神状態を全く疑ってしまう。僕も組織の長を組合、会社と幾つかの経験をしているが、人は3人集まれば意見が全く一致することは困難だ。最小単位の夫婦だって、離婚が起こる。閣議のテレビ報道で閣僚の顔を見ていると「本当にこの人、賛成なのかな？」と思ってしまう。
☆取り敢えず、消費税問題を片づけて置いて、内閣不信任案が民社党内部から出るか？自民、公明から出るか、そして政界再編成へと動くだろう。・原発反対派 社民党、共産党、民主党の一部・限定賛成派 自民党、公明党の一部民主党の一部・保守系小政党 個人的に地盤の強い議員（多くの世襲議員だ）は選挙区の意向に沿うだろう。どう動くのだろう？本人も迷うのでは．．．ザットこんな見方をしただけでも今度の政界再編成は時間が掛かるし、如何しようもない混乱を招くだろう。困ったものだ。
☆一番は豊かさに恵まれ過ぎた国民の意識だ。高度成長に慣れ過ぎて本来の人間としての在り方論が無くなっている。今の時代の社会状態の中には共産主義は在り得ないし、資本主義も19世紀の様ではない。今の日本を言うならば「無政府社会主義」時代と言った方が良いかもしれない。そして、大事なこと「働かざる者、食うべからず」と言う事だ。仕事が無いと言うが「自分の希望にあった給料の仕事が無い」と言う事だと思う。今まで随分若い人の相談に乗って来た。いつも話すことは、「何か資格を取れ．．．」「得意な資格を身に着けておくこと」と言ってきた。もう15年位前結婚して介護の資格を取り、転職した若者が居る、仕事は在るようだが「給料は安い」と言って居た。結婚して巧くやっていればいいが?．．．・最低賃金の基準作り（時給ベース、生活保護の在り方、再検討）・年功序列の廃止・日本が世界に売り込む物の国内意志統一（自動車や何か単価の張る物ではない、質を売り込める物）・基本エネルギーの原発依存廃止．．．と言うような事が大事なように思う。