TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

数学の文書作り

2006年04月26日 18時57分13秒 | 数学

 数学の文書をワープロ専用機やワープロソフトで作ろうとすると、xやyの字の形、つまりフォントに不満が出てくる。xyのようにならなかったのだ。これが一太郎Ver.2の時代だった。このころフォントにイタリック体が使えるワープロソフトがあった。ワードパーフェクトというもの。当時は3万円とも5万円とも言われ、手が出なかった。
 当時はMS-DOSをOSとしてパソコンが稼働していた。このころMacはフォントが自由にできたらしい。(第一Macなんて高くて手が出なかった。)
 それでも、パソコン誌を見ると、数式の書けるソフトが紹介されていた。1つはCerton Mathcript(スペル違うかも)。もう一つはTeXであった。どちらも今から20年ほど前のこと。Mathcript もTeXもMS-DOSで動いた。Mathcriptは事務で買ってもらった。(1万円くらい)当時のドットプリンタで不満ながらイタリック体の文字がプリントされた。平方根号も、微積の記号もうまくプリントされていた。しかし、罫線や網掛けなどワープロよりも使い勝手が悪く、書式設定がよく分からなかった。
 仕事で専用ワープロを買ったので、これを使って数学文書をかくことにした。フォントは明朝体しかつかえなかったので、「外字」にした。夏休み、ドットでイタリック体の文字をabcdxyと作ってみた。夏の終わり頃かなりの文字が外字で出来上がった。ドットは大変。確か56×56で外字を作った。これで、2学期の試験問題を作った。しかし外字にも限界が来た。文字の種類が足りない。外字を作るのが大変だった。
 そのうちに一太郎Ver.4に「数式作成ソフト」が登場したので、これに乗った。2年ほどワープロで数学文書を作ったが、一太郎で文書を作ることに切り替えた。パソコンを手に入れ、一太郎Ver.4も購入した。そのまま一太郎Ver.5になり長らく一太郎5で文書作りをした。
 
 そうこうしているうちに書店でTeXに出会った。TeXのソフトがフロッピーで供給されていた。MS-DOSで動く、9800円だったかな?これを試してみたが、挫折。マニュアル読んでも難しいし、動かすのがやっとだった。約1万円は無駄になってしまった。 
 7~8年前ついにWindowsマシンを手に入れた。NECのPC-9821CanBeである。学校ではノートで、家ではCanBeで仕事。一太郎5で仕事をしていた。一太郎5の時はCanBeはMS-DOSで動かした。やがて一太郎6で仕事をすることになる。
 一太郎の数式作成ソフトは順調であったが、欠点はファイルサイズ。フロッピー1枚にはテスト3つ分くらいしか入らなかった。おまけに上書き保存をすると保存時間が長くて大変だったので、フロッピーに文書を記憶させるのはやめて、Zipドライブにした。これは快適で、しばらくこのまま文書作りをしていた。

あ~疲れた。この続きはまたあとで・・・。

 

コメント (4)
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