「二等辺三角形の底角は等しい」
このことを証明するために、二等辺三角形を2つに分けて証明する。
すなわち、図のADという補助線が大事である。
ADの正体は?
今回の2年生にはいきなり、頂角∠Aの二等分線であると答えた。
しかし、生徒に答えさせるとあと2つの答が返ってくる。
一つはBCの中点をDとするもの。(ADは中線)
もう一つは、AからBCに引いた垂線。
3つの線のうち、正しい補助線は1つだけである。
1.頂角∠Aの二等分線。
2.底辺BCの中点。
3.AからBCに引いた垂線。
1の頂角∠Aの二等分線のみが正しい。その理由はなぜだろうか?
ぜひ考えて頂きたい。