お囃子の会の「打ち上げ」つまり、忘年会があった。昼に集まり、まずは締太鼓の紐の交換。私が見るのはこれで2回目。1回目は夏。
今度はいつも練習に使っている太鼓。まずは片方の太鼓の紐を解く。どんな紐のかけ方をしているか見ておく。
紐を取ったら、新しい紐を太鼓のまわりの穴に通す。全部で上下20個の穴に通したら、2つの万力で太鼓を上下からはさみ皮を張る。上下の皮が13.5cmになるまで万力をしめる。皮がきしむ音がする。締めすぎると木で出来た胴を割ってしまうので注意が必要だ。
皮を締めたら、穴に通した紐を引き絞る。10箇所ほどを締めるのだが、かいバチという棒で締める。二人が太鼓を押さえ、二人がかいバチで紐を締める。四人がかりである。10箇所全部が終わると、万力をはずしても皮がピンと張るように紐を引き絞り、結ぶ。これでだいたい一時間。
写真を撮っておけば記録になるが、手伝わなくてはいけないのでそんなことはしていられない。写真があればこの記事も分かりやすいが、ご勘弁願おう。
こうした紐の掛け替えは、太鼓の業者に頼むのだろうか。ここでは、みんなで掛け替えている。手間賃を払えば、何万とかかるだろう。私の属しているお囃子では全部自分たちでやっている。太鼓も今はボルトで締めているのを使っているところもあるが、昔からの紐で締めている。
昔ながらのこうしたやり方も、伝統芸能の一つだと思う。また貴重な体験をした。
今度はいつも練習に使っている太鼓。まずは片方の太鼓の紐を解く。どんな紐のかけ方をしているか見ておく。
紐を取ったら、新しい紐を太鼓のまわりの穴に通す。全部で上下20個の穴に通したら、2つの万力で太鼓を上下からはさみ皮を張る。上下の皮が13.5cmになるまで万力をしめる。皮がきしむ音がする。締めすぎると木で出来た胴を割ってしまうので注意が必要だ。
皮を締めたら、穴に通した紐を引き絞る。10箇所ほどを締めるのだが、かいバチという棒で締める。二人が太鼓を押さえ、二人がかいバチで紐を締める。四人がかりである。10箇所全部が終わると、万力をはずしても皮がピンと張るように紐を引き絞り、結ぶ。これでだいたい一時間。
写真を撮っておけば記録になるが、手伝わなくてはいけないのでそんなことはしていられない。写真があればこの記事も分かりやすいが、ご勘弁願おう。
こうした紐の掛け替えは、太鼓の業者に頼むのだろうか。ここでは、みんなで掛け替えている。手間賃を払えば、何万とかかるだろう。私の属しているお囃子では全部自分たちでやっている。太鼓も今はボルトで締めているのを使っているところもあるが、昔からの紐で締めている。
昔ながらのこうしたやり方も、伝統芸能の一つだと思う。また貴重な体験をした。