TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

45年前

2011年04月04日 02時05分19秒 | 日記
 MP3プレーヤーでお囃子の演奏を聴いている。曲が終わって次の曲に45年前のラジオ放送の録音が入っている。ラジオ放送は「三つの歌」という。NHKの放送だ。司会は宮田輝。当時のNHKの名司会者だった。三つの歌という番組は、ピアノ伴奏が流れ、参加者が歌を歌うという番組。歌う歌は三つだから三つの歌という。三つの歌は何が出てくるか分からない。最後まで正確に歌わなくてはならない。歌と歌の間は司会者とのトーク。宮田輝という司会者が巧妙に話題を引き出すと会場から笑いが起こる。同じような番組には「NHKのど自慢」あった。
 実はこの番組に私の父が出演したのだ。父が出演するというので、ラジオとテープレコーダーをつなげて録音をした。そのテープはオープンリールのテープだったから、カセットに録音し直した。それをMP3に変換して聴いたのだ。私が19歳のときのことだったので、45年前になる。父と私は45歳の年齢差があるので、当時の父は今の私と同じ64歳であった。父は83歳まで生きていたが、64歳の父の声を聴くと、同じ歳でもずいぶんと老けているという感じがした。
 つい最近、私の誕生日を迎えたので、ふと思ったのだ。そうか声の主の父と私は今同い年か・・・。
コメント
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