TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

線形数学の復習というか発見

2011年11月06日 15時05分47秒 | 数学

 曲面に関する勉強をしているところ。その中に線形数学の知識を使う所があった。

どういうことかというと・・・。
ベクトル空間V上の1次変換を表す行列をAとすると、Vの基底変換をしてもAの行列式det(A)とトレースty(A)は変らないということ。
 この場合基底変換を表す行列をBとすると、新しい基底のもとでVの1次変換を表す行列はBAB
-1となる。

このとき、det(BAB-1)=det(A),  tr(BAB-1)=tr(A)

ということ。学生時代の教科書で、復習した。

まあ、大学時代に学んでおかなくてはいけないことだろうが、私は勉強していなかったなー。

その後、一般に写像の考えでn次元ベクトル空間V、m次元ベクトル空間Wの基底変換とVからWの線形写像との関係を知った。

なかなか面白い。あとでまとめてみようと思う。

コメント
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