では-4をかけたり、-4をひくことを考えよう。
すなわち、(-4)×(-1)=ー(-4)=+4の意味を教えるのだ。
「1時間に4万円ずつ損をしている情けないギャンブラーがいます。このギャンブラーが2時間後には
持ち金はどうなっていますか?」

裏返しのカードが基準の時刻(現在)の持ち金です。すでにそれから2時間が経過しているので、
-4が2枚、都合-8となりました。
このギャンブラーは8万円損をしています。
すなわち、(-4)×(+2)=-8 という訳です。
時刻を現在に戻します。

裏返していたカード(白いカード)はじつは-4でした。
では1時間前はというと、-4のカードが1枚ない状態ですから、いまよりも4万円持ち金は多いことになります。
-4のカードが1まいひかれたことと同じですからー(ー4)=+4
2時間前はというと持ち金はいまより8万円多かったはずですから、+8万円。
すなわち、(-4)×(-2)=+8
もどって・・・(-4)×(-1)=ー(ー4)=+4 といいうことが分かります。
以上をまとめると
(+4)×(-1)=ー(+4)=-4 +4を1枚取り去る
(-4)×(-1)=ー(-4)=+4 -4を1枚取り去る
また
(+4)×(+1)=+(+4)=+4 +4を1枚加える
(-4)×(+1)=+(-4)=-4 -4を1枚加える
これらの右辺はかっこを外すときの決まりになります。
こうして、加法減法と乗法の関係が同じ構造になっていることが分かります。
おわり
すなわち、(-4)×(-1)=ー(-4)=+4の意味を教えるのだ。
「1時間に4万円ずつ損をしている情けないギャンブラーがいます。このギャンブラーが2時間後には
持ち金はどうなっていますか?」
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裏返しのカードが基準の時刻(現在)の持ち金です。すでにそれから2時間が経過しているので、
-4が2枚、都合-8となりました。
このギャンブラーは8万円損をしています。
すなわち、(-4)×(+2)=-8 という訳です。
時刻を現在に戻します。
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裏返していたカード(白いカード)はじつは-4でした。
では1時間前はというと、-4のカードが1枚ない状態ですから、いまよりも4万円持ち金は多いことになります。
-4のカードが1まいひかれたことと同じですからー(ー4)=+4
2時間前はというと持ち金はいまより8万円多かったはずですから、+8万円。
すなわち、(-4)×(-2)=+8
もどって・・・(-4)×(-1)=ー(ー4)=+4 といいうことが分かります。
以上をまとめると
(+4)×(-1)=ー(+4)=-4 +4を1枚取り去る
(-4)×(-1)=ー(-4)=+4 -4を1枚取り去る
また
(+4)×(+1)=+(+4)=+4 +4を1枚加える
(-4)×(+1)=+(-4)=-4 -4を1枚加える
これらの右辺はかっこを外すときの決まりになります。
こうして、加法減法と乗法の関係が同じ構造になっていることが分かります。
おわり