TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

文字式の基本の基本4

2016年01月02日 10時39分00秒 | 数学

x に代入する値が指定されなければ、式の値を求めることが
出来ません。ですから、

x+2やx-1は
x+2、x-1のままです。これ以上変化はありません。

つぎに、x の値に指定がなくても、変化できる式の例を教えます。
どんな場合でしょうか?

こんな場合です。
x+5-3 という式はどうでしょうか?

x+5-3=x+2 と変形することができます。
このような式をいくつか練習してから

x+0 はどうでしょうか?
x+0=xになります。
なぜなら
xを色々な数だとかんがえて、

x=1、2、3、4、5、・・・とすると

x+0=?

1+0=1
2+0=2
3+0=3
4+0=4
5+0=5
・・・・
だから
x+0=x

こうして
x+3-3
x-5+5
などの計算をします。これは後で方程式を解くときに使う式変形になります。

つづく
コメント
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