ガロアの理論の途中で電磁気学の勉強中。
昨年電磁気学の紹介本を読んだところ。
その目標は、LC回路による同調回路について。
Lはコイルのインダクタンスで単位はH(ヘンリー)
Cはコンデンサーの静電容量(キャパシタンス)で単位はF(ファラッド)
この回路で同調する周波数 f ヘルツは、下の式で得られる。
この式は、中学、高校時代にラジオ雑誌によく紹介されていた。
先日高校のクラス会の幹事引き継ぎのときに、前幹事に
「数学を勉強したので、どうしてこの式になるのか分かった」と言った。
前幹事は同じ中学校の出身で、高校の「物理部」にいた。私は電気に興味が
あったのでよく物理部に遊びに行ったり、浪人中は彼の家に遊びに行って
電気の話しで盛り上がっていた。高校時代、浪人時代の恩人であった。
彼にそうは言ってみたものの、大学時代のどの本にあったのかを忘れたので
調べてみたが、よく考えてみると、単位であるヘンリーやファラッドがどのように
定義されているのかがまったくわからず、うろ覚えであることに気がついた。
・・・というわけで、電磁気学の勉強を始めたと言うわけである。
しかし、始めると一からやらねばならず、道が遠いことが分かった。
いつもの悪いクセで、近道を考えることにし、寄り道である電磁気学を一通り
復習するのではなく、同調回路、共振回路のところだけにしぼることにした。
とりあえず同調周波数を求める式を導くことを目標にしよう。