TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

孫に思う

2021年09月21日 01時30分55秒 | 日記

先日アップした写真


孫たちはいつもこのぬいぐるみを持って来る。
芝犬のクッション。片一方はメルカリで私が買ってあげた。

我が家の2階には孫の遊び場があった。そこには人形やらアニメのカセットやDVDがあった。つい先日女房が片付けて、すべて捨てることに。
捨てた次の日に孫たちがやって来て、スッキリした部屋を見つめていた。
そこは夏休みと正月に従姉妹がやってきて、男の子一人、女の子二人がアニメを見ながら楽しんでいた部屋だった。アニメやカセットや人形は女房の妹が送って来たもので、妹の孫たちが使っていたお古である。私たちの孫も大きくなったのでもう要らなくなったのだろう。

いろいろなものを捨てたその夜、NHKの番組「美輪明宏の愛の相談室」で相談者の女性が「同居していた息子夫婦が突然出て行ってしまった。孫に会いたい」
と相談していた。三輪明宏さんは「時代よね」とも、「祖父母というのは、孫にとってうるさいもの」と自分の祖父母についての経験を紹介し、「孫に会いたいのは自分の欲望を満たしたいからだ」とぴしゃり。相談者の女性も納得して自分自身の自立を決意。この番組を一緒に見ていた女房も「よく分かったわ」といって妙に納得していた。孫に、孫に、と孫たちに話しはしても、孫はあまり応えてはくれなくなっていた。そんな時オモチャやカセットを捨てることに。何か心の整理でもしたのだろうと思った。

コロナ禍で夏休みも正月も孫たち三人が集うことはなくなった今、次に集うときには小学校や中学校を卒業する頃になるかも知れない。
その頃、このぬいぐるみたちはまたやって来るのだろうか。






コメント
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