TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

相似の定義

2012年02月28日 14時36分05秒 | 数学
 中学校の3年で学習する「相似」について教科書を読んでみると、その定義が不十分であることが分かる。
そして高校の教科書を読んでみても、相似の定義はどこにもない。つまりあいまいな相似を学習したまま
大学受験となる。

 どういうことかというと・・・。
 中学3年で習う相似の定義は
 「1つの図形を、形を変えずに一定の割合に拡大、または縮小して得られる図形は、もとの図形と相似であるという」
これが相似の定義。

合同は分かりやすい。
「平面上の2つの図形について、一方をずらしたり、裏返したりすることによって
他方に重ね合わせることができるとき、これらの図形は合同である。」
重ね合わせる操作は、実際に図形を紙に描いて、ハサミなどで切り取り、動かすことができる。

さて、図形を形を変えずに一定の割合に拡大、または縮小するというのはどうやれば良いのだろう。

教科書には次のような図が紹介されている。


しかしこれでは一般的な図は拡大出来ない。

詳しくは後日  つづく


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