今年の ボジョレー・ヌーヴォー の解禁(11発15日)まで1カ月を切りましたが、2012年は、ある意味で記録に残る年になりそうです。
というのも、今年は天候不順により、ブドウの収穫量が例年の50%減となっているからです。
4月から6月が寒くて雨が多く、雹が降ったところもあり、芽が50%ダメになってしまいました。
しかし、7月後半から天候が回復したのが救いで、1本の木の房数は少ないものの、濃縮した良いブドウを収穫できた、という報告が入ってきています。
よって、今年は、ボジョレー・ヌーヴォーの生産量は非常に少なく、通常ならヌーヴォー用にしないブドウをヌーヴォー用に充てたという生産者や、ヌーヴォーを取りやめた生産者もあるようです。
そんな中、2012年10月23日、「合同会社西友」 による 2012年ボジョレー・ヌーヴォーに関する記者会見 がありました。
西友では2008年以来ボジョレー・ヌーヴォーを日本で発売し、2010年からは、マスター・オブ・ワインのフィリッパ・カール氏の監修によるオリジナルヌーヴォーを発売しています。
今年も西友オリジナルのボジョレー・ヌーヴォーを全国364店舗で発売しますが、昨年人気だったハーフボトルをすべてのラインナップに拡充し、数量で前年比30%増のボジョレー・ヌーヴォーを販売目標としています。
西友のオリジナルヌーヴォーは年々順調に販売数量を伸ばしてきていることから、2012年度のヌーヴォーの取り扱いも増やしたということですが、供給量半減と言われている中、前年以上の量を確保できたのは、フィリッパ・カール氏の力が大きいようです。
カール氏は生産者との信頼関係も厚いため、幅広いところから拡充できたとのこと
数量が少ないと価格への影響が懸念されますが、2012年の西友オリジナルヌーヴォーに関しては、昨年からさらに下げた価格で提供されます。
西友の2012年のボジョレー・ヌーヴォーについてのコンセプトは、
「昨年需要急増のハーフボトルを拡充し、フルボトルは市場最安値を目指す」 となっています
2011年のボジョレー・ヌーヴォーの価格は750mlで690円、375mlで390円でした。
2012年の750mlの価格は11月に発表が予定されていますが、どのくらい下がるか注目です。
375mlサイズは昨年と同じ390円です。
3リットルの紙パックが2480円から2380円に、ヴィラージュ・ヌーヴォーの750mlが850円から780円に、375mlが650円から500円に、ロゼのヌーヴォーの750mlが990円から880円になり、ロゼの375ml、500円が新しく追加されます。
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーヴォー2012 (※赤いラベル)
PET 750ml 11月発表、375ml 390円
紙パック3リットル 2380円
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2012 (※青いラベル)
PET 750ml 780円、375ml 500円
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーヴォー ロゼ2012
PET 750ml 990円、375ml 500円
近年はボジョレー・ヌーヴォーの価格が話題になり、解禁日の15分前に発表するところもあったりして、最安値を競う風潮があります。
たしかに低価格は魅力ですが、ボジョレー・ヌーヴォー=激安ワイン、という認識が広まるのは、ボジョレーワインのイメージダウンに繋がりかねない懸念があることも否めません。
敷居が低くなることで、ワインを手に取ってもらえる機会が増えるのは業界的には嬉しいことですが、その価値を貶めることなく、例えば今回の西友が行った少量のハーフサイズの拡充などは、いい方向性といえるのではないでしょうか。
解禁日を楽しみにしています。
というのも、今年は天候不順により、ブドウの収穫量が例年の50%減となっているからです。
4月から6月が寒くて雨が多く、雹が降ったところもあり、芽が50%ダメになってしまいました。
しかし、7月後半から天候が回復したのが救いで、1本の木の房数は少ないものの、濃縮した良いブドウを収穫できた、という報告が入ってきています。
よって、今年は、ボジョレー・ヌーヴォーの生産量は非常に少なく、通常ならヌーヴォー用にしないブドウをヌーヴォー用に充てたという生産者や、ヌーヴォーを取りやめた生産者もあるようです。
そんな中、2012年10月23日、「合同会社西友」 による 2012年ボジョレー・ヌーヴォーに関する記者会見 がありました。
西友では2008年以来ボジョレー・ヌーヴォーを日本で発売し、2010年からは、マスター・オブ・ワインのフィリッパ・カール氏の監修によるオリジナルヌーヴォーを発売しています。
今年も西友オリジナルのボジョレー・ヌーヴォーを全国364店舗で発売しますが、昨年人気だったハーフボトルをすべてのラインナップに拡充し、数量で前年比30%増のボジョレー・ヌーヴォーを販売目標としています。
西友のオリジナルヌーヴォーは年々順調に販売数量を伸ばしてきていることから、2012年度のヌーヴォーの取り扱いも増やしたということですが、供給量半減と言われている中、前年以上の量を確保できたのは、フィリッパ・カール氏の力が大きいようです。
カール氏は生産者との信頼関係も厚いため、幅広いところから拡充できたとのこと
数量が少ないと価格への影響が懸念されますが、2012年の西友オリジナルヌーヴォーに関しては、昨年からさらに下げた価格で提供されます。
西友の2012年のボジョレー・ヌーヴォーについてのコンセプトは、
「昨年需要急増のハーフボトルを拡充し、フルボトルは市場最安値を目指す」 となっています
2011年のボジョレー・ヌーヴォーの価格は750mlで690円、375mlで390円でした。
2012年の750mlの価格は11月に発表が予定されていますが、どのくらい下がるか注目です。
375mlサイズは昨年と同じ390円です。
3リットルの紙パックが2480円から2380円に、ヴィラージュ・ヌーヴォーの750mlが850円から780円に、375mlが650円から500円に、ロゼのヌーヴォーの750mlが990円から880円になり、ロゼの375ml、500円が新しく追加されます。
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーヴォー2012 (※赤いラベル)
PET 750ml 11月発表、375ml 390円
紙パック3リットル 2380円
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2012 (※青いラベル)
PET 750ml 780円、375ml 500円
◆ フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヌーヴォー ロゼ2012
PET 750ml 990円、375ml 500円
近年はボジョレー・ヌーヴォーの価格が話題になり、解禁日の15分前に発表するところもあったりして、最安値を競う風潮があります。
たしかに低価格は魅力ですが、ボジョレー・ヌーヴォー=激安ワイン、という認識が広まるのは、ボジョレーワインのイメージダウンに繋がりかねない懸念があることも否めません。
敷居が低くなることで、ワインを手に取ってもらえる機会が増えるのは業界的には嬉しいことですが、その価値を貶めることなく、例えば今回の西友が行った少量のハーフサイズの拡充などは、いい方向性といえるのではないでしょうか。
解禁日を楽しみにしています。