昨日紹介した中に、イギリスのスパークリングワイン 「NYETIMBER Blanc de Blancs Brut 2001」 がありました。
実は、ちょうど先月のある試飲会で、同じナイティンバーの違うキュヴェを飲んでいたので、興味深く飲ませていただきました。
私が先月飲んだのは、コチラでした。
NYETIMBER Classic Cuvee Brut 2005
シャルドネ60%+ピノ・ノワールとピノ・ムニエがほぼ同率ブレンドされています。
この3種のブドウを使うのは、フランスのシャンパーニュとまったく同じ。
いわば、シャンパーニュに対抗してつくった、ともいえそう?
この2005年は、ハニー、アーモンド、ビスケットetc...を思わせるアロマが馨しく、香りを嗅いだだけでも、美味しいに違いない!と思いました。
口に含むと、非常にキメが細かくなめらかで、クリーミーですがジューシーさもあり、じんわ~り口の中いっぱいに芳醇な旨味が広がります。熟成感のある果実味がしなやかで、まったり感があり、旨味の余韻が長く、これはおいしい!
ブラインドで出されたら、思わず「シャンパーニュ!」と言ってしまいそうです。
面白いのは、こちらの2005年キュヴェよりも、2001年のブラン・ド・ブランの方が若々しくフレッシュな味わいだったこと。
前者は黒ブドウが入り、後者はシャルドネ100%だったことも影響があるでしょうか。
ブラン・ド・ブラン2001はエスプリを感じさせるタイプなので、乾杯やアペリティフに、
クラッシック・キュヴェ2005はボディを感じさせるので、食中酒として活躍すると思います。
遡って調べてみたところ、5年前にもクラッシック・キュヴェを飲んでいました。
その時のヴィンテージはわかりませんが、キュヴェ名は「Classic Blend」でした。
おそらく同じキュヴェだと思いますが、いつからか途中で名前が変わったようです。
「クラシック・キュヴェ」は、1995、2001、2003、2004、2005、2006年しか生産されていません。
日本で手に入る現行ヴィンテージは2005年です。
「ブラン・ド・ブラン」は、1992、1996、1998、2001、2003年で、現行ヴィンテージは2001です。
他に、シャルドネとピノ・ノワールからつくる「ロゼ」(2007、2008)もあり、現行VTは2007年。
現行VTはいずれも日本で入手できますので、通販サイトなどで探してみてください。
ところで、やっぱり イギリスのワイン って、珍しいと思われますよね?
日本のワインの生産量が、だいたい年間70万~90万ヘクトリットル(年により変動)に対し、
イギリスのワインの生産量は、過去5年平均で約2万ヘクトリットルですから、確かに少ない!
それでも、南部を中心に、2011年の統計の数字では、生産者数124、ブドウ畑の総面積1384haと、意外とつくられています。
色別では、白が18075ヘクトリットル、赤が4585ヘクトリットルと、白が優勢。
ブドウ品種では、1位:シャルドネ(18.84%)、2位:ピノ・ノワール(18.72%)、3位:バフース(9.77%)、4位:セイベル・ブラン(7.02%)と続き、6位にピノ・ムニエ(4.63%)が入り、やはり、白品種が優勢です。
上位20位までには、カベルネもメルロも入っていません。気候が冷涼ゆえ、ですね。
今回紹介したナイティンバー以外にも、日本に入ってきているイギリスワインがありますので、興味ある方はぜひ探してみてください。
今年はロンドンオリンピックの年でしたから、2012年の締めくくりにイギリスワインで乾杯するのも面白いかもしれません。
実は、ちょうど先月のある試飲会で、同じナイティンバーの違うキュヴェを飲んでいたので、興味深く飲ませていただきました。
私が先月飲んだのは、コチラでした。
NYETIMBER Classic Cuvee Brut 2005
シャルドネ60%+ピノ・ノワールとピノ・ムニエがほぼ同率ブレンドされています。
この3種のブドウを使うのは、フランスのシャンパーニュとまったく同じ。
いわば、シャンパーニュに対抗してつくった、ともいえそう?
この2005年は、ハニー、アーモンド、ビスケットetc...を思わせるアロマが馨しく、香りを嗅いだだけでも、美味しいに違いない!と思いました。
口に含むと、非常にキメが細かくなめらかで、クリーミーですがジューシーさもあり、じんわ~り口の中いっぱいに芳醇な旨味が広がります。熟成感のある果実味がしなやかで、まったり感があり、旨味の余韻が長く、これはおいしい!
ブラインドで出されたら、思わず「シャンパーニュ!」と言ってしまいそうです。
面白いのは、こちらの2005年キュヴェよりも、2001年のブラン・ド・ブランの方が若々しくフレッシュな味わいだったこと。
前者は黒ブドウが入り、後者はシャルドネ100%だったことも影響があるでしょうか。
ブラン・ド・ブラン2001はエスプリを感じさせるタイプなので、乾杯やアペリティフに、
クラッシック・キュヴェ2005はボディを感じさせるので、食中酒として活躍すると思います。
遡って調べてみたところ、5年前にもクラッシック・キュヴェを飲んでいました。
その時のヴィンテージはわかりませんが、キュヴェ名は「Classic Blend」でした。
おそらく同じキュヴェだと思いますが、いつからか途中で名前が変わったようです。
「クラシック・キュヴェ」は、1995、2001、2003、2004、2005、2006年しか生産されていません。
日本で手に入る現行ヴィンテージは2005年です。
「ブラン・ド・ブラン」は、1992、1996、1998、2001、2003年で、現行ヴィンテージは2001です。
他に、シャルドネとピノ・ノワールからつくる「ロゼ」(2007、2008)もあり、現行VTは2007年。
現行VTはいずれも日本で入手できますので、通販サイトなどで探してみてください。
ところで、やっぱり イギリスのワイン って、珍しいと思われますよね?
日本のワインの生産量が、だいたい年間70万~90万ヘクトリットル(年により変動)に対し、
イギリスのワインの生産量は、過去5年平均で約2万ヘクトリットルですから、確かに少ない!
それでも、南部を中心に、2011年の統計の数字では、生産者数124、ブドウ畑の総面積1384haと、意外とつくられています。
色別では、白が18075ヘクトリットル、赤が4585ヘクトリットルと、白が優勢。
ブドウ品種では、1位:シャルドネ(18.84%)、2位:ピノ・ノワール(18.72%)、3位:バフース(9.77%)、4位:セイベル・ブラン(7.02%)と続き、6位にピノ・ムニエ(4.63%)が入り、やはり、白品種が優勢です。
上位20位までには、カベルネもメルロも入っていません。気候が冷涼ゆえ、ですね。
今回紹介したナイティンバー以外にも、日本に入ってきているイギリスワインがありますので、興味ある方はぜひ探してみてください。
今年はロンドンオリンピックの年でしたから、2012年の締めくくりにイギリスワインで乾杯するのも面白いかもしれません。