ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

幸せのきのこ?入り「きのこの山」大粒バージョン

2018-12-16 10:00:00 | 甘いもん
おなじみ、明治の「きのこの山」「たけのこの里」には、通常商品とは違うバージョンがいくつか出ていますよね?(「きのこ&たけのこ 大人バージョン」など)

気になって買ったりすることもありますが、これを見つけた時も、そのまま素通りできず、思わず購入(笑)



きのこの山 大粒  46g  明治

大粒って、どれだけ大粒なんでしょう?



箱の中に入っていたのは8個のみ。
通常のものより大きいですが、大きい!と驚くほどではないかも。

それよりも、気になったのは、「幸せのきのこ」が入っているかも?! ということ。

ヒントは箱の側面にありました。



どうやら、「たけのこの里」の形をしているようです。




探してみると、8個のうち2個ありました。
たしかに、たけのこ模様!

味は… ほかの「きのこの山」変わりません

これが「幸せのきのこ」らしいですが、どんなご利益があるんでしょうね?(笑)



大粒「きのこの山」で遊んでしまいましたが、やはりちゃんとしたチョコレートも食べたいですよね?

そこで選んだのが、同じ明治のこちらです。


meiji THE Chocolate  Blossom Bitter 50g (明治)

ペルー産とエクアドル産のカカオ豆を中心に作られたビターチョコレートで、cacao 70%



1つのパッケージの中に3つの個包装パックが入っていました。



美しい姿
やはりチョコレートはこうでなくっちゃ(笑)

ほんのり酸味を感じるビターチョコレートで、香りに重たさはなく、軽やかでフローラル。
思いのほか、軽く食べられました。

この個包装パックは、ちょうど1回食べるのにちょうどいい分量です。
板チョコは、いったん開けると残った分が気になりますが、これは便利。
今の季節なら、持ち歩きしても溶けないので、バッグに入れておきたくなりました。

同じような価格帯の明治のチョコですが、個人的には「The Chocolate」に軍配です



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ドイツのクリスマス菓子「シュトレン」

2018-12-15 16:37:19 | 甘いもん
私の好きなクリスマス菓子ナンバーワンが、ドイツの “シュトレン”です。

シュトーレンではなく、シュトレンですよ?
ドイツ人の方が言うんですから、間違いありません。

この時期にヨーロッパに行くと、出逢える確率が高いんですが、先日の北イタリアでは見つけられなかったので、家の近所のスーパーでたまたま見つけたものを買ってきました。



STOLLEN  シュトレン (Germany)500g

ドイツからの輸入品です。
長さ約21.5cmで、ずしっと500g。
表面には粉砂糖がたっぷり振り掛けられています。



シュトレンは真ん中からカットします。
カットした後は、切り口をくっつけて保存できますからね。



今日のおやつに、薄くカットしていただきました。
レーズン、オレンジピール、レモンピールなどのドライフルーツが入り、生地は少しパサつく感じですが、ふわふわなシュトレンはありえません。

シュトレンは、クリスマス前から少しずつ食べていくお菓子です。
日持ちがするので、長い間楽しみたい人にはうってつけですね。



改めまして… 冒頭にも書きましたが、そして、ここでも何度も書いていますが、

STOLLEN は “シュトレン”です!




今回のシュトレンが入っていた箱は、最近の日本でよくありがちな“シュトーレン”。
これ、発音としては正しくないですからね~


[参考]

ドイツのクリスマス菓子 ― 正しくは「シュトレン」です
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/875b9e6680cc7c8de7a86bd9367aa650

ドレスデン・シュトレン祭【前編】
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/8ebb4cfa5121e362202bb0cc330125e0

ドレスデン・シュトレン祭【後編】
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/749c775076a70da0000714b4c6ba711f

ドイツのシュトレンいろいろ
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/15e1373534146c6e487bdc0554fde672

フランス版「シュトレン」を買ってきました
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/063c0ded3f3ac257eda15e6e1947943f



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ワインもクラフトビールも充実の「Bistroミヤマス」@新橋

2018-12-14 16:18:01 | レストラン&店
地方に単身赴任している先輩と、仲のいい友人と一緒に新橋の 「Bistroミヤマス」へ。

行ってみたいと思っていた店だったので、ここに決まったと連絡を受け、ワクワクでした。

ビストロだから、当然ワインは楽しめると思っていましたが、ドルンクメニューを見ると、クラフトビールがずらりと並んでいました。
しかも、日本のものが多い!

ならば、1杯目はビールでしょう。
先輩は名古屋に赴任していたこともあり、その時によく飲んだ「金しゃちビール」が懐かしい、とおっしゃるので、私も「金しゃち」ビールにしてみました。


金しゃちビール small 550円  盛田金しゃちビール(愛知県犬山市)

グラスビールはサイズが選べて、どれも 小が550円、大が850円
色々飲みたい時は、小さいサイズが便利ですね。

ちなみに、「盛田金しゃちビール」の親会社である盛田は、ソニー創業者・盛田昭夫氏の実家。
現在は昭夫氏の長男の英夫氏が社長を務めています。
私の先輩は某新聞社の名古屋支社長だった数年前に、盛田家と交流があり、よくこのビールを飲んだそうです。

ミヤマスのビールリストは実に充実していて、あれもこれも飲みたかったですが、ワインリストも色々あったので、次はワインに切り替えました。
が、友人のひとりは、「今日はビールで行ってもいい!」と



料理はアラカルトで頼み、シェアしました。


突出しのリエット


ビストロといえば外せない シャルキュトリの盛り合わせ


ザクロがアクセントになっていたリンゴのサラダ


根セロリのレムラード


チーズ盛り合わせ


アンデュイエット(豚内臓のソーセージ)のグリル





ワイン はグラスワインが数種あり、ボトルは2480円から揃っています。


Cava PARXET Cuvée 21 2015(Spain)

最初はスペインのカバでシュワッと。


Ronco Severo Bianco 2014(Italy)

次は、ヴェネツィア・ジューリアの白で、フリウラーノ、シャルドネ、リボッラ・ジャッラ、ピコリットのブレンド。


Anjou Le Roc 2015 Domaine Delesvaux (France)

肉に合わせて、フランスはアンジューの赤を。
カベルネ・フラン100%で、ビオディナミのワインです。


4人で各自ビールを飲み、ワイン3本と、ほどよく飲みました。
私は翌日は朝早い飛行機で海外出張だったため、さくっと軽くのつもりでしたが、そこそこ飲みましたね(笑)

忘年会の会場探しをしているワイン好きの方、クラフトビール好きの方にオススメのビストロです。


WINE & Craft Beer  Bistroミヤマス
東京都港区新橋3-15-1
https://bistro-miyamasu.jp/



余談ですが、やはり早めに帰りたいという友人のひとりと新橋駅向かうと、駅前のSL広場でTVカメラにつかまってしまい、ある芸能人の話題でインタビューを受けるはめになりました。喋ったのは、ほぼ友人。
早速、翌朝の番組で放映されたようで、それを見た友人から携帯に電話が来ましたが、すでに私は飛行機の中。
このインタビューは週末の情報番組でも放映されたようで、またまたメール到着。
後日、試飲会でも知り合いの方からも、「見ました」と言われました(笑)

新橋のSL広場は、酔っぱらいのサラリーマンがよくインタビューを受ける場所として有名ですので、TVカメラにキャッチされたくない方はお気を付けください

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浅草「花月堂」のジャンボメロンパン!1個220円

2018-12-13 19:02:00 | パン
先月末、浅草に出かけた際に、気になっていたジャンボメロンパンの店で念願のメロンパンを買ってきました。


ジャンボめろんぱん 浅草「花月堂」  220円 (東京都台東区)

私の手は小さいとよく言われますが、メロンパンのサイズはこんな感じ。



花月堂は浅草に何軒か店舗があるのですが、私が買いに行ったのは、雷門の裏手にある雷門店です。




休日は長い行列ができるそうですが、私が行ったのは平日の昼過ぎということもあり、行列は数人程度。




ジャンポめろんぱんは 1個220円で、3個買うと600円(税込)。




店内でメロンパンとドリンクセット(500円)をいただくこともできますが、持ち帰る人の方が多いようです。
ぜんざいなどの甘味メニューもありました。



行列は持ち帰る人の列でした。
店先で個数を伝えます。



家まで持ち帰るつもりだったので、「持ち帰り」で1個購入。
すぐに食べる場合は「焼き立て」で。

この選択(持ち帰り)が失敗でした。
というのも、ガマンできず、この後、しばらく離れた場所で食べてしまったからです。



ふわふわ~なはずなのに、まったくふわふわではなく、硬い…
パンの入っていた袋の中を見たら、持ち帰った場合の温め方の紙が入ってました。

すぐ食べるなら「焼き立て」がよく、
持ち帰り用は温めないといけなかったようです

次回リベンジしないと!

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今週の晩酌は麦焼酎をお湯割りで

2018-12-12 18:42:11 | ワイン&酒
今週は籠って原稿書きに徹し、基本的にはどこも出かけない予定なので、4月に買ってそのまま放置していた麦焼酎を晩酌に飲んでます。



財宝 麦焼酎 (鹿児島県) 900ml

汲み上げた温泉水とのセットで買ったのですが、このボトルの他にもう1本、「黒財宝」の麦焼酎も手つかずで残ってます。
いつ買ったのか調べたら4月。8カ月も放置していたとは(笑)




鹿児島といえば芋焼酎ですし、芋も苦手ではありませんが、スッキリと飲みたかったので麦焼酎にしてみました。
アルコール度数は25度と、ワインの2倍ありますので、飲む量は半分に調整しています。



最初、冷たいままの水で割ってみましたが、そっけなく感じたので、次の日はこの水を沸かし、お湯割りにして飲んだところ、ふわっと香りが立ち、口当たりもまろやかになりました。
冬という季節的なこともありますが、お湯割りの方が好みでした。

この焼酎の製造元は、鹿児島の「本坊酒造」です。
本坊酒造は、山梨県では「マルスワイナリー」を運営しています。

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アルバの白トリュフ三昧@伊ピエモンテ州

2018-12-11 15:36:10 | おいしい食べもん
先日まで出かけていたイタリアのピエモンテ州では、この季節ならではの白トリュフをいただく機会が何回もありました。
多い日には、昼と夜の2回も!
なんたって、ピエモンテ州は白トリュフの産地ですからね。




これがアルバの白トリュフ

世界三大珍味といわれるのが、フォアグラ、キャビア、トリュフ。

トリュフはキノコの一種で、日本名は西洋松露(せいようしょうろ)です。
白トリュフと黒トリュフがありますが、稀少でお値段が高いのは白トリュフの方で、中でも、イタリアのピエモンテ州アルバ産の白トリュフが最高品といわれています。

私が出かけたのは、まさにその最高級白トリュフの産地。
ディナーをいただいた場所では、前週にアルバ白トリュフ祭りが行なわれたそうです。




見た目はデコボコのジャガイモや生姜にしか見えない白トリュフですが、専用のスライサーで薄く削り、料理の上にトッピングしていただきます。
そのスライサーが売っていました。
さすが、トリュフの産地!




トリュフの持ち味は、うっとりさせる独特の香りです。
ダイニングに入ったとたん、まだ削ってもいない丸のままのトリュフの香りが感じられましたが、この香りを最大限に楽しむために、テーブルの上で削るのが鉄則です。



パスタの上にふんわりと削られたトリュフが乗りました。
思いっきり香りを吸い込み、トリュフの芳香に酔いしれます





トリュフの断面はこんなふうになっています。




或る日のランチタイムで、パスタが登場。
パスタを皿に盛った後にトリュフが掛けられるため、写真左下にはトリュフスライサーがスタンバイしている様子が見られます。




細く黄色い卵パスタにトリュフが乗りました





また別の日のディナーの時のトリュフです。
冒頭で紹介したトリュフも、このトリュフも、ブルー系のチェックの布に包まれていたのは偶然でしょうか?



このトリュフはリゾットに削り下ろされました。
削ってくれたオジサマが別の人と話をしていて、それに気を取られていたので、削る手が止まらず、たっぷりと乗りました(笑)



ここまで振り掛けられると、どこをすくってもトリュフが入ってきます。
あ~、シアワセ~




トリュフは、パスタやリゾットに振り掛けることが多かったですが、ある日のランチでは、牛肉のカルパッチョの上にパラリと削り掛けられていました。

トリュフを振り掛ければ、大ごちそうに変身です。

白トリュフの旬は、10月から1月くらいまでだそうです。
保存がきかないので、本場のトリュフを食べたいなら、時季を狙って行く必要がありますね。


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冬でも白ワインーSoave Classicoの巻

2018-12-10 18:45:19 | ワイン&酒
寒い冬は、白ワインよりも赤ワイン、という人が多いかと思いますが、白ワイン好きの私としては、季節に関係なく白ワインを飲む算段を常にしています

先日は、刺身でもOKのイキのいい鯵を塩焼きにしたので、スーパーで買ったお手頃なソアーヴェを合わせてみました。



BOLLA Soave Classico 2016 (Veneto, Italy)

ソアーヴェにはこの5月に行ってきたばかりということもありますが、元々好きな産地です。
しかも、このワインはお手軽プライスでした



アルコール度数12.5%とライト。
軽~く飲める白ワインです。




現地でパチリと撮影してきたソアーヴェ城




アジの塩焼きにエキストラヴァージンオリーブオイルをかけたところ、このソアーヴェ・クラッシコといい感じにマッチしました。

冬なら、鍋料理と白ワインを合わせるのもオススメです。
ソアーヴェなら、魚介系の鍋、鶏の水炊きなどに。

※輸入元:サントリーワインインターナショナル

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恒例の誕生日会を地元ブラッスリーで

2018-12-09 16:13:31 | レストラン&店
今日のランチは、地元の古い友人と3カ月遅れの誕生日会。
本来なら9月に集まるはずでしたが、皆が忙しく、年末になってようやく実現しました。

今回は私がお店を選べるので、気になっていた地元ブラッスリーへ。

スープ、メイン、デザート、ドリンクのコースをチョイス。



この日のスープは大根のポタージュ。
アツアツで、クリーミーで、ほっとするおいしさ。



メインは鴨を選びました。
瀬戸内のオレンジ“紅マドンナ”のソースが甘酸っぱい~
せっかくなので、グラスで赤ワインを1杯




美しいデザート
リンゴが主役で、バニラアイスが添えられています。

これにおかわりOKのパン、バターが付き、食後のコーヒーも付き、1500円(税別)。
ワインは別料金ですが、店内の雰囲気よく、サービスもテキパキと気持ちいいし、ここは当たりでした。




次は2月です

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北イタリアのクリスマスデコレーション

2018-12-08 18:01:22 | お出かけ&旅行
12月に入り、すっかりクリスマスモードですが、先日訪問した北イタリアのピエモンテ州も、クリスマスに向けてのデコレーションが各所で見られました。




かわいい~と思った雪だるまのオーナメント。
毛糸の帽子とマフラーがステキです。




この雪だるまの家が、こちらのクリスマスツリーで、アックイ・テルメという街のレストランの中にありました。



同じレストランのテーブルには、陶器でできたサンタクロースの置物がありました。
ユーモラスな表情に、テーブルの会話も弾みますよね~





こちかはマジパンで作られたクリスマスケーキ
滞在中に訪問した料理学校の中に飾られていました。
かわいかったので、思わずパチリ。



こちらも料理学校の生徒さん作のクリスマスケーキ。
クリスマスカラー三色だけを使ったシンプルなものですが、クリスマスらしさがちゃんとわかります。





泊まっていたホテルのガーデンテーブルに置かれていたクリスマスの飾り。
丸い形のリースはよく見ますが、これはモミの枝をざっくりまとめ、ヒイラギをポイントにしています。
シンプルな飾りですが、クリスマスらしさがうまく表現されていて、センスいいなと思いました。




イタリアの素敵なデコレーションセンスに刺激されました。
私も何か飾ってみようかしら?

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「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」京都取材記事@Winart

2018-12-07 15:11:50 | ワイン&酒
10月に京都で開催された「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」を取材した記事が、12月5日発売の「Winart」93号に掲載されています。

この取材に際し、優勝者決定!としか紹介できなかったのは、「Winart」誌に執筆するためでした。
決して、京都でビール三昧するとか、ジャンボシュークリームを食べる ためではありません(笑)



「Winart」93号 P144-145

決勝の様子を含め、2ページにわたってリポートしています。



1800円 です。
興味ある方は、手に取ってみてください。




9 Semi-finalists

セミファイナルまで進んだ9名の選手。
この中には、日本代表のもうひとり、井黒 卓選手もいます(右から2人目)。
ファイナルに残ったのは、右端のマレーシアの選手と、左から3人目の中国の選手。
そして、右から3人目、日本代表の岩田 渉選手です。




ファイナルでブラインドテイスティングに挑む岩田選手



審査員団には、過去のソムリエチャンピオンがずらり!




優勝インタビューで笑顔を見せる岩田 渉選手。

この時は英語の訓練方法についての質問があり、「滑舌が悪いので、割り箸を口にくわえて喋るように英語指導の先生に言われ、実践していた」とのこと。
私も英語を話す際になかなか口が回らないので、やってみようかしら?(笑)
箸は、横にくわえます。



11月26日には、「第16回世界最優秀ソムリエコンクール」(2019年3月、ベルギーにて開催)に出場する日本代表選手の発表会があり、森 覚(もり さとる)選手が出場することになりました。



もちろん、「第4回アジア・オセアニアソムリエコンクール」で優勝した岩田 渉選手もアジア・オセアニアチャンピオンとして出場します。

世界大会は3カ月先ですが、彼らからしてみたら、もう3カ月しかありません。
ヨーロッパチャンピオンは昨年5月に、アメリカ大陸チャンピオンは今年5月に決定していて、着々と準備中です。

日本の場合、アジア・オセアニアソムリエコンクールの結果が出ないことには、日本代表を決められませんでした。
日本の2選手の準備期間は短いですが、ぜひとも頑張ってほしいものです。

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ワイン消費国としてアジアがますます注目@ProWeinリポート

2018-12-06 18:20:53 | ワイン&酒
昨日、先日の取材先(イタリア)でのアジア人参加者の話を書きました。

今回のツアーの外国人参加者は約70名で、そのうちの40名超がアジアからの参加者。
最大の参加国である中国からは16名でしたからね。

なぜそんなにもアジア人が?という背景には、
ワイン輸出先として最も魅力がある国の中にアジアが多くランクインしていることがあるからでしょう。



世界最大級のワイン&スピリッツの見本市「ProWein」(プロワイン)を主催するドイツのメッセ・デュッセルドルフ本社から、本部長のM.デーゲン氏が来日し、プレスミーティングを昨日開きました。


メッセ・デュッセルドルフ  M.デーゲン本部長

その際に、もちろん、次の「ProWein 2019」(2019年3月17日~19日、於:デュッセルドルフ)の概要説明もありましたが、ドイツのガイゼンハイム大学とProWeinとの共同調査結果についても報告がありまして、それが興味深いものでした。
ガイゼンハイム大学は、ワイン栽培&醸造をはじめ、ワインに関する研究において、最も重要視されている大学のひとつです。

ProWeinとガイゼンハイム大学の合同調査は、46カ国2300人のワイン専門家(生産者、販売店なども含む)に対して行なわれました。



「最も魅力的な輸出国は?」(2018年)という設問に対する回答結果は

1位:中国、2位:日本、3位:香港、4位:スカンジナビア諸国、5位:米国


2017年の結果は
1位:香港、2位:スイス、3位:韓国、4位:米国、5位:スカンジナビア諸国
※日本は6位、中国は9位

とにかく、中国は“数”が凄いですから、伸びる可能性は計り知れません。
日本に関しては、日本の消費者は品質に対して目が高い、という認識がされているそうです。


市場全体として魅力度を挙げているマーケットは?(2017年~2018年)
ロシア、中国、ブラジル

今後2021年までに成長が期待できるマーケットは?
1位:中国、2位:韓国、3位:ポーランド、4位:ロシア、5位:香港
※日本は6位

2021年までの成長が期待度が低いマーケットは?
1位:イギリス(-0.05)、2位:フランス(-0.19)、3位:イタリア(-0.26)

イギリスは、EU脱退(BREXIT)の影響が不透明なため、期待度が低くなっていますが、これは想定内とのこと。
イギリスは、フランス、ドイツにとっては、非常に重要な販売市場です。
BREXITとなれば、新しい市場開拓は必至。

ワインの主要生産国であるフランス、イタリアが入っていますが、消費市場としてはもう飽和状態、と考えられているからでしょう。

しかも、フランス、イタリア、スペインでは、国民一人当たりのワイン消費量もダウンしていることもあり、新しい市場開拓をしないことには、ワインが売れません。



新市場としてこの先5年間で最も期待されている国が、シンガポールです。
チェコ台湾も上位に入っています。

当然、アジアは期待度が高い市場で、
アジアをリードする国としては、中国、韓国、香港、日本が挙げられています。

先日のイタリアツアーのアジアからの参加者は、
中国16名、韓国5名、日本4名、シンガポール3名、フィリピン3名、タイ3名でした。
まさに、期待度を反映しているではありませんか。



ワイン生産者などのメーカー側が、新しい販売市場を求めるのと同様、小売店などの販売業者は、フランス、イタリア、スペインといった定番ワインは置きつつも、新しい生産国のワイン探しにも力を入れる傾向が出てきています。

ネット販売が増え、どの店が安いなどの価格情報が明らかになってくると、価格勝負になり、価格競争は生産者サイドの値付けにも影響を与えます。
しかし、今後は、新たな付加価値をどのように付けていくか、どれだけ魅力的な商品を揃えるか、といったことが課題になっていくため、新たな商品探しは大事です。

「ProWein」のようなワイン見本市は、生産者にとっても、小売店やレストランなどの販売サイドにとっても、ますます重要なものになっていきます。




世界最大級の「ProWein」は、その名の通り、プロフェッショナルに徹したワイン&スピリッツの見本市で、次で25回目を数えます。
世界各国から6800社以上の出展があり、え?こんな国も?という出合いもあるので、ワイン関係者必訪です。

ProWein 2019
日程:2019年3月17日~19日
場所:独デュッセルドルフ

https://prowein.messe-dus.co.jp/home/

私も、ベルギーのアントワープで開催される「世界最優秀ソムリエコンクール」決勝(2019年3月15日)の取材に合わせて、電車移動で行けるデュッセルドルフの「ProWein」に行きます。




ドイツは遠い、という人には、2019年は5月に香港で開催する「ProWein Asia」がありますので、そちらを検討してみてはいかがでしょう?

香港は、私も先月行ってきたばかりですが、おいしいものを食べにまた行ってもいいかなぁと考えています。



左)A.テーゲン本部長 右)メッセ・デュッセルドルフ ジャパン A.メルケ社長

メルケさん、いつもお世話になってます。
テーゲン本部長には、また3月にデュッセルドルフで再会できそうですね。




[参考]

ProWein 2018 report-1
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/9e0e9848b2f030e787da01f05d55481e

ProWein 2018 report-2
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/eddf3f3d4676c249f704844ecbc45fa6

ProWein 2018 report-3
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/dea01cadf2b08f0b578dfbf7240e8992



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アジア人ウオッチング@ピエモンテ州ワインツアー

2018-12-05 16:30:34 | ワイン&酒
先日出かけていたイタリアはピエモンテ州アスティを巡るツアーは、世界各国から70名を超える面々が集まり、イタリアのメンバーを加えると、100名超え!
ホテルも数カ所に分けられ、移動のバスもホテル単位で振り分けられました。

日本からは私を含めて4名で、スウェーデンの3名にスタッフ3名が同じホテル、同じバス。
規律正しい日本人に、大人なスウェーデンの方々、ということもあり、朝の集合は常に時間通り。
全員の集合場所にも常に一番に到着し、他を待つ、というパターンだったので、ホテルでの朝の集合時間を遅くして欲しかったですが、スタッフは先に到着したかったのでしょう。
時間通りに動きたいスタッフにとって、我々日本人チーム+スウェーデンチームは、手のかからないゲストだったことでしょう

その他の国も、3、4名前後でしたが、中国は16名、アメリカは10名という大集団!
中国チームのホテルは、彼らを含めて40名だったそうですから、朝の集合は大変だったことでしょう。

アジアからは、韓国、シンガポール、フィリピン、タイなども参加。
韓国チームの中には、海外で何度も会っている仲のいい女性スージーがいて、ミラノ空港で再会した時は、このツアーの楽しみが増えて嬉しくなりました。

そのせいもあり、韓国チームの他の4人とも空港で名刺交換し、ツアー中も挨拶したり、話したり、いい関係だったと思います。



タイの女性もフレンドリーで、よく話をしました。
タイはいつも暑く、今の時期でも日中は35-37度くらいだそうで、寒いイタリアに来るために、防寒用の服を用意したとのこと。
そんな暑い中では、冷房が効いている場所でないと、なかなかワインを飲む気分になれないみたいです。

16人もいた中国の方々とは、残念ながら接する機会がほとんどありませんでした。
滞在2日目のディナーは、グループごとに別々のレストランに分けられ、私たち日本&スウェーデンチームと中国チームが一緒でした。
でも、テーブルが小さいため、少人数で別れて座ることになったのですが…

彼らの様子を見ると、同じテーブルについている人とはほとんど会話をせず、各自でスマホをいじっているか、飲み過ぎてテーブルに伏せっているか、個々に完結しているのが興味深かったです。
中国の面々は、ワイン専門メディアの人は少数で、他は20代から30前後の若い人たちで、こうしたワインツアーは初めてらしい様子でした。




他のアジアの国の人たちを見ると、ワイン専門ではない巨漢女性が毎回爆飲みしたり、写真撮影のマナーをわきまえず、他の人の迷惑になっている若い女性がいたり、ドレスコードが指定されているディナーにヨレヨレの秋葉原ファッションで来る若者がいたり、周りを考えずにテーブルで大声で騒いでいる人たちがいたりと、はあ…

逆にいえば、教育のしがいがあり、ワインマーケットにおいても発展の可能性がありそうでしょうか。

と、周辺を色々観察していましたが、実は私も観察されていたかもしれませんね(笑)


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ミラノの3つの奇跡!(笑)

2018-12-04 10:07:58 | お出かけ&旅行
イタリアから帰国しました。
往復ともアリタリア航空で、成田~ミラノ・マルペンサ空港の直行便でした。

このミラノ往復、ある意味、3つの奇跡?がありました。

ひとつめは、成田でスーツケースを計量した際、10.0kg ジャスト!

ふたつめは、マルペンサ空港でのスーツケースの計量では、20.0kgジャスト!

みっつめは、成田空港のターンテーブルで荷物待ちをしていたら、私のスーツケースが一番最初に流れてきました!

これはもう、ある意味、奇跡でしょう?(笑)

みっつめは、スーツケースにプライオリティタグが付いていたせいもありますが、そうはいっても、なかなか最初に出てくるなんてことはありませんよね。

実は、復路の機内でも、私に振りかかった驚くべき事件がふたつありまして、そうそうありえないことなんですが、こちらの方は、機内食の方の記事にでも書こうと思います。
しばしお待ちください



せっかくなので、ミラノ・マルペンサ空港のお役立ち情報をひとつ。

第一ターミナルの地下に スーパーマーケット「カルフール・エクスプレス」があります。



コンビニほどのサイズのコンパクトなスーパーですが、ワインやチーズ、チョコレート、お菓子などを売っているので、何か買い足したい時に便利だと思います。



最初の画像のワインコーナーの部分を拡大してみました。
それほど種類は多くないですが、家の晩酌用になる程度のワインは買えそうです。
ここで買ったら、スーツケースに入れて預けなければいけませんので、チェックインカウンターに行く前に立ち寄りましょう。




チーズの方はけっこう種類がありました。
チーズも手荷物では機内に持ち込めないので、スーツケースに入れましょう。



イタリアチーズを代表するパルミジャーノ・レッジャーノも塊で売っていました。
私はアスティの街中のスーパーですでに購入済みだったので、ここでは買いませんでしたが、空港地下のスーパーで入手できるのは便利ですね。

カルフール・エキスプレスは、地下の鉄道階にあります。
エスカレーターを降りた先のすぐ左手、エレベーターでも降りて目の前にありますので、見つけやすいと思います。

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イタリア最終日の朝食となりました

2018-12-03 16:16:31 | お出かけ&旅行
今回のイタリア滞在はずっと同じホテルで、移動しないのは楽でいいですが、朝食が毎日変わらないのが難点でしょうか。



ここのホテルは温かいフードがなく、野菜もなく、ハムやチーズは食傷気味だし、ヨーグルトやジュースを変えるしかありません。



最終日のヨーグルトはシンプルにプレーン(無糖)を、ジュースは洋梨を選んでみました。



最終日にして初めてのバター。
無塩バターでした。
気になっていたアプリコットタルトも食べてみました。




シリアル類もありましたが、一度も手を付けず。



いつものカプチーノ



ホテルの部屋は最上級で、私だけバスタブ付きだったので、毎日ゆっくりお風呂に入れましたが、部屋の鍵が私一人では開けられなかったことと、エレベーターを降りてから階段をもう1階分歩いて上がらねばならない最上階の部屋だったのが玉にきずでしたが、それもいい思い出でしょうか(笑)


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またまた旅の朝食@イタリア

2018-12-02 06:25:44 | お出かけ&旅行
滞在中の北イタリア、ピエモンテ州での朝食を、今度はじっくり紹介します。

といっても、どこにいるの?というような、いつも同じような画像になってますが(笑)



前日が、部屋の鍵騒動でバタバタとして時間がなくなったせいで、簡単になってしまったので、この日は念願のスイーツ系です。



メインはケーキ
フレーバーがよくわかりませんでしたが、アプリコット?



このホテルのジュースは小さなボトルに入っていてカワイイんです。
これは、オレンジとキャロットブレンド。



ヨーグルトも種類があり、MAGURO
表記が気になりましたが、プルーンのことでした(笑)



フルーツは食べやすくてビタミンCが豊富なキウイをいつも選んでいます。
横半分にスパッとカットしてスプーンで食べるので簡単です。



昨日の朝食はこちら。



ここのクロワッサンは悪くないです。



ジュースは、赤系フルーツブレンド。



このジュースが濃密でおいしかったです。
ヨーグルトは、珍しいと思って選んだコーヒーフレーバー。
普通にフルーツフレーバーの方が良かったかも




小さなデザートもいただきました。




カプチーノがいつも可愛いです。



さて、今日は何を食べましょうか

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