MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

表紙の見える絵本棚は何歳まで必要?

2016年01月11日 | 絵本とインテリア
最近絵本棚の絵本を整理しながら、気付いたことがあります。

それは、絵本の表紙が見える本棚を年少の娘はよく使うものの、
小3の息子は最近使わなくなり、ほぼ娘専用絵本棚となったことです。

我が家はリビングの壁面に、背表紙がずらりと見える
絵本棚を置いていますが、ダイニング側には表紙が見える絵本棚を置いています。

年少の娘は、この絵本棚が大好きで、いつもここから絵本を持ってくることが多いです。



季節の絵本、図書館で借りた絵本、絵本の配本サービスから届いた絵本など、
旬の絵本を置いていますが、ダントツ人気があるのは、図書館で借りた絵本でしょうか。

一冊の絵本を何度も何度も読む息子と違い、
娘は自分にとって、旬の絵本を何冊も読みたがる乱読タイプなので、
図書館で借りた絵本が並ぶことが多いのです。

息子の本も、最近よく読む図鑑系の本はここに置き
私がそろそろ読まないとまずい本なども、ここに置いています。

息子は小学2年生の途中くらいから、
普通の本棚から、本をとるようになりました。



児童書になると、厚みがあるからか、背表紙のタイトルや絵が
表紙に負けないくらい主張しています。

今となっては、児童書などのハードカバー専用の本棚のほうが、ずらりと本が並び、
たくさんの本の中から、本を選びやすいようです。

となると、表紙が見える絵本棚が頻繁に活躍するのは7歳ぐらいまでと考えると、
頻繁に使うのは、あと2、3年かもしれません。

(この辺は個人差ががあると思いますが)

今は奥行きも高さもある絵本棚や、表紙が見える絵本棚が重宝していますが、
だんだん今息子が使っているような、奥行きのあまりないタイプが、
重宝することになると思います。

子供の成長に応じて、読む本も変わり、本棚も形を変えていくようです。

一時期、図書館や保育園にあるような、横幅がものすごく長い、
表紙の見える絵本棚を購入しようと思ったことがありました。

しかし、横幅が長すぎると、子供の成長によって家具の配置が変わったとき、
置く場所がなくなってしまうので、今は横幅80センチの絵本棚を使っています。

この80センチの絵本棚も、部屋の広さの都合で、
娘が10歳くらいになったら、置けなくなってしまうと思うので、
そのときは、幼稚園や保育園、児童館などに寄付するつもりです。

先のことを考えると、少し寂しい気持ちになりますが、
今は表紙の見える絵本棚をフル活用して、
たくさん子どもたちと絵本を読み、思い出を作りたいと思います。

※表紙の見える絵本棚についた、未来の関連記事→「表紙の見える絵本棚の代わりに・・・」

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【今日(昨日)読んだ本】

★ パット・ハッチンス 作 /星川菜津子 訳 『きれいずきティッチ』 童話館出版、1996年。
「最近ハッチンスの絵本に夢中な娘。年少くらいの下の子が、強く共感できる絵本。」(197/200 絵本)

★ パット・ハッチンス 作 /わたなべしげお 訳 『おたんじょうびおめでとう!』 1980年。
「娘が最近何度ももってくる絵本。踏み台を使う、幼子の心理をよくついている絵本。」(再読)