師走は何かと忙しく、日ごろの家事に大掃除や行事が加わり、
毎日あわただしい日々を過ごしています。
数日前、リビングの壁面の絵本棚に入れていた児童書を、
何十冊かキッチンのカウンターの下の本棚へ移動させ・・・
空いた絵本棚のスペースに、
読み終わった絵本を入れるスペースを、2か所作りました。
以前作った「ゆとりの空間」(1)も利用。
我が家は絵本が床に散らばって居ることが多いので、
「とりあえず本棚に戻して」
と子どもたちに言うと、この場所に入れてくれます。
もとあった場所に、子どもがきっちり戻すのは面倒ですが、
「とりあえずここに片づける」という場所があると、
片づけのハードルが、ぐんと低くなるので、片づけやすいです。
片づけないでそのまま床に散らかったままの絵本は
私が床から拾って、この「よみおわったえほん」の本棚に入れて、
あとで時間があるときに、絵本をもとの場所へ戻します。
その時、娘の読んだ絵本を手に取り
「こんな絵本に興味を持つようになったんだ」
と思ったり、息子の読んだ絵本を手に取り
「まだ絵本に興味があるんだなぁ」
と思ったり、私の知らない子どもたちの一面を、
絵本の片づけを通じて知ります。
最近は寝る前にずっと児童書をリクエストしてきた息子でしたが、
今日は『おとうさんのちず』(2)をリクエストしてきたので、
「こういう気分なんだぁ・・・」
と、少し驚きました。
自分で読める絵本であっても、読んでもらいたいようです。
一方、学校物の児童書は、読んでもらうよりも、一人で読む方が好きなようで、
寝る前に私のところに持ってくることは、ほとんどありません。
娘は『バムとケロのにちようび』(3)をもってきました。
寝る前に、絵をじっくり見て楽しみたかったようで、
一緒に絵を見て楽しい気持ちになりました。
今年もあと20日ほどですが、年内にどんな絵本を子どもたちと読めるのか、
今からとても楽しみです。
←いつも応援、ありがとうございます。マイペース更新ですが、絵本ライフのちょっとした工夫などを、今後も紹介していきたいです。
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【注】
(1) 過去ログ
「絵本棚にゆとりの空間を作る」 参照。
(2) ユリ・シュルヴィッツ 作 /さくまゆみこ 訳 『おとうさんのちず』 あすなろ書房、2009年。
(3) 島田ゆか 『バムとケロのにちようび』 文渓堂、1994年。