MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み散らかした絵本をしまう場所

2016年12月09日 | 絵本とインテリア
師走は何かと忙しく、日ごろの家事に大掃除や行事が加わり、
毎日あわただしい日々を過ごしています。


数日前、リビングの壁面の絵本棚に入れていた児童書を、
何十冊かキッチンのカウンターの下の本棚へ移動させ・・・


空いた絵本棚のスペースに、
読み終わった絵本を入れるスペースを、2か所作りました。

以前作った「ゆとりの空間」(1)も利用。

我が家は絵本が床に散らばって居ることが多いので、

「とりあえず本棚に戻して」

と子どもたちに言うと、この場所に入れてくれます。

もとあった場所に、子どもがきっちり戻すのは面倒ですが、
「とりあえずここに片づける」という場所があると、
片づけのハードルが、ぐんと低くなるので、片づけやすいです。

片づけないでそのまま床に散らかったままの絵本は
私が床から拾って、この「よみおわったえほん」の本棚に入れて、
あとで時間があるときに、絵本をもとの場所へ戻します。

その時、娘の読んだ絵本を手に取り

「こんな絵本に興味を持つようになったんだ」

と思ったり、息子の読んだ絵本を手に取り

「まだ絵本に興味があるんだなぁ」

と思ったり、私の知らない子どもたちの一面を、
絵本の片づけを通じて知ります。

最近は寝る前にずっと児童書をリクエストしてきた息子でしたが、
今日は『おとうさんのちず』(2)をリクエストしてきたので、

「こういう気分なんだぁ・・・」

と、少し驚きました。

自分で読める絵本であっても、読んでもらいたいようです。

一方、学校物の児童書は、読んでもらうよりも、一人で読む方が好きなようで、
寝る前に私のところに持ってくることは、ほとんどありません。

娘は『バムとケロのにちようび』(3)をもってきました。
寝る前に、絵をじっくり見て楽しみたかったようで、
一緒に絵を見て楽しい気持ちになりました。

今年もあと20日ほどですが、年内にどんな絵本を子どもたちと読めるのか、
今からとても楽しみです。

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【注】

(1) 過去ログ 「絵本棚にゆとりの空間を作る」 参照。

(2) ユリ・シュルヴィッツ 作 /さくまゆみこ 訳 『おとうさんのちず』 あすなろ書房、2009年。

(3) 島田ゆか 『バムとケロのにちようび』 文渓堂、1994年。