今日は昨日の勉強会(1)で紹介してもらった絵本を、早速図書館で借りてきました。
一番気に入っているのは『E.Jキーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』(2)です。
一つの俳句につき、現代語訳と英訳されたものが一つずつ書かれてあり、
背景に絵本作家のキーツ(3)の絵が描かれています。
英語が苦手な人でも、読むとなんとなく、その俳句のもつ雰囲気がわかるので、
俳句と現代語訳と英訳の3つを読みながら、絵まで楽しめるところが魅力的です。
俳句に海外の画家の絵なんて・・・と思われるかもしれませんが、
海外の絵本作家が、日本の文化である俳句に興味を持ち、
俳句の絵本を描いてくれたことが、嬉しくてたまりません!
日本人も、日本の古典を現代語訳などと照らし合わせながらでいいので、
どんどん読んでほしいです。
きっと俳句から「何か」を感じることができると思います。
自分もこれをきかっけに、古典を読み返したい!
話が戻りますが、この絵本の絵を描いたキーツは1983年に亡くなっているのに、
この絵本は日本で1999年に出ているので、
海外ではもっと前にこの絵本が出ている可能性が高いです。
いつ頃、どんな風に出たのか・・・
編者のリチャード・ルイスが俳句に興味を持っていて、キーツに依頼をしたのか・・・
この絵本の誕生秘話を調べてみたいと思いました。
ちなみに私は高校時代、本嫌いでしたが古典は好きで、
和歌や俳句を、解釈と照らし合わせてはウットリとしていました。
難しいことはわからなくても、風情や音の響きの美しさはなんとなくわかっていたので。
もう、俳句と縁がないと思っていたというのに、
絵本を通じて俳句と再会できるとは・・・!
やっぱり文学は、いろいろなところで繋がっているなぁと、改めて思いました。
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【注】
(1)過去ログ 「絵本仲間との勉強会 ――仲間の存在」 参照。
(2)エズラ・ジャック・キーツ 画/ リチャード・ルイス 編/ いぬいゆみこ 訳 『キーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』 偕成社、1999年。
(3)アメリカの絵本作家、エズラ=ジャック=キーツを指す。温かみのある作風と、コラージュが特徴。『ゆきのひ』でコルデコット賞受賞。83年没。
【今日読んだ本】
★ 加古里子 作・絵 『だるまちゃんとにおうちゃん』 福音館書店、2014年(月刊予約絵本「こどものとも」通巻700号)
「早速子ども達のお気に入りになる。娘はにらめっこ、息子は指相撲がお気に入り」(47/100 再読)
まど・みちお 作/ 篠崎三朗 絵/ 伊藤英治 編 『まど・みちお詩集2 だいすき まどさん』 理論社、2004年。
「小学生向けに編集されている詩集。挿絵は好みが分かれそうだが、入っている詩はとてもいい。」(48/100 再読)
エズラ・ジャック・キーツ 画/ リチャード・ルイス 編/ いぬいゆみこ 訳 『キーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』 偕成社、1999年。
「キーツのコラージュが、英訳となかなか合っている!俳句のもつ雰囲気を大切にしているところもいい。」(127/200 絵本)
一番気に入っているのは『E.Jキーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』(2)です。
一つの俳句につき、現代語訳と英訳されたものが一つずつ書かれてあり、
背景に絵本作家のキーツ(3)の絵が描かれています。
英語が苦手な人でも、読むとなんとなく、その俳句のもつ雰囲気がわかるので、
俳句と現代語訳と英訳の3つを読みながら、絵まで楽しめるところが魅力的です。
俳句に海外の画家の絵なんて・・・と思われるかもしれませんが、
海外の絵本作家が、日本の文化である俳句に興味を持ち、
俳句の絵本を描いてくれたことが、嬉しくてたまりません!
日本人も、日本の古典を現代語訳などと照らし合わせながらでいいので、
どんどん読んでほしいです。
きっと俳句から「何か」を感じることができると思います。
自分もこれをきかっけに、古典を読み返したい!
話が戻りますが、この絵本の絵を描いたキーツは1983年に亡くなっているのに、
この絵本は日本で1999年に出ているので、
海外ではもっと前にこの絵本が出ている可能性が高いです。
いつ頃、どんな風に出たのか・・・
編者のリチャード・ルイスが俳句に興味を持っていて、キーツに依頼をしたのか・・・
この絵本の誕生秘話を調べてみたいと思いました。
ちなみに私は高校時代、本嫌いでしたが古典は好きで、
和歌や俳句を、解釈と照らし合わせてはウットリとしていました。
難しいことはわからなくても、風情や音の響きの美しさはなんとなくわかっていたので。
もう、俳句と縁がないと思っていたというのに、
絵本を通じて俳句と再会できるとは・・・!
やっぱり文学は、いろいろなところで繋がっているなぁと、改めて思いました。
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(1)過去ログ 「絵本仲間との勉強会 ――仲間の存在」 参照。
(2)エズラ・ジャック・キーツ 画/ リチャード・ルイス 編/ いぬいゆみこ 訳 『キーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』 偕成社、1999年。
(3)アメリカの絵本作家、エズラ=ジャック=キーツを指す。温かみのある作風と、コラージュが特徴。『ゆきのひ』でコルデコット賞受賞。83年没。
【今日読んだ本】
★ 加古里子 作・絵 『だるまちゃんとにおうちゃん』 福音館書店、2014年(月刊予約絵本「こどものとも」通巻700号)
「早速子ども達のお気に入りになる。娘はにらめっこ、息子は指相撲がお気に入り」(47/100 再読)
まど・みちお 作/ 篠崎三朗 絵/ 伊藤英治 編 『まど・みちお詩集2 だいすき まどさん』 理論社、2004年。
「小学生向けに編集されている詩集。挿絵は好みが分かれそうだが、入っている詩はとてもいい。」(48/100 再読)
エズラ・ジャック・キーツ 画/ リチャード・ルイス 編/ いぬいゆみこ 訳 『キーツの俳句絵本 春の日や 庭に雀の砂あひて』 偕成社、1999年。
「キーツのコラージュが、英訳となかなか合っている!俳句のもつ雰囲気を大切にしているところもいい。」(127/200 絵本)
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