まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

娘の引っ越し応援

2015年04月05日 | 日記

転勤のために3月末から一端家に引き上げて来ていた、子3号の新居への引っ越し応援をしました。

思えば、この娘は、この10年余りで3度目の引っ越しです。

最初は、都内の学校へ通うため、浦安市へ。
田舎から出て、初めての一人暮らしで、当人も親も不安いっぱいの引っ越し作業でした。

就職してからは、ちょっと家から通っていたのですが、時間のゆとりが欲しいとかで、茂原市内へアパートを借りて住み始めました。
このときは、通勤時に家にちょこちょこ立ち寄って、少しずつ自分の荷物を運んでいたようなので、いつの間にかいなくなったぁ、という引っ越しでした。

そして今回は、当人も私たち親も想定外の、またしても都心方面への北上政策にのり、千葉市内へ住むことになりました。
一人暮らしはもうベテランなので、生活面は心配していませんが、「仕事もいいけど、そろそろなんとかならないの?」というのが親の本音です。

私自身は、家は帰ってくるところという考え方をずっと持ってきました。
事実、子供の頃は、そうでした。
田圃の忙しいとき、春、秋のお祭りなど、叔父叔母なども皆顔を見せていました。
遠くで暮らしても、嫁いでいっても、年に数度は疲れたら帰ってきたらいい!自分の家なんだから!そんな思いです。

でも今の現実は、ご近居の様子を見てみても、家は出て行くところ、巣立っていくところなんですね。若い人は同居しておらず、私世代の夫婦のみ、もしくはその親世代のお宅がほんとうに多くなった。

明日から、またカミさんと下宿人のいない、下宿のおじさん、おばさん生活に戻ります。
カミさんも異動で、もうしばらくは帰りもそうとう遅い日が続くと思うので、実質ひとり生活、ポチに生活ペースを作ってもらうような日々です。
若い人がいないと、何かをしようという意欲のようなものが出てきませんね。
少し寂しくもありますが、これも現実です。

子3号だけでなく、進学、就職、転勤した若い人達は、これから新しい職場、環境になれるまで大変です。その中で、希望、意欲が満ち溢れているが故に、現実にぶつかり、凹むことも多い時期です。

今この歳になってみて分かってきましたが、大変な思いで頑張っている人に、「頑張ってやるんだよ」という気になれませんでした。

「自分が壊れるほどやらなくていいんだよ。疲れたら、酒飲んで寝る!休暇をとる!」

「おっ、わかってる!気を付けて帰って、ありがとう!」という変なエールを交換して応援作業を終了しました。

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