公園清掃のアルバイト先で、昼休みに農業系の新聞が転がっていたので暇つぶしに読んでみたら、
『香川の男性 マダニにかまれて死亡』という記事が載っていました。
マダニは、日本紅斑熱という病気を媒介するのだそうです。
日本紅斑熱は、高熱、発疹、頭痛などの症状がでる。
早期診断で、抗生物質を使うとほとんどの場合改善するようですが、放置して重症化すると、多臓器
不全で死亡することがある、という内容でした。
暖かくなり、山野とは言わないまでも、公園などに薄着で出かけることはあると思います。
基本、公園もミニ山野です。特に、小さいお子さんなど、皮膚を露出して、あまり開放的にすると危ない
かもしれません。気遣いが必要ですね。
山野を散策したりした後の1週間程度で、熱などの症状が出た場合は、『マダニ』を疑ってみる(医師
に山野に行ったことを話すことも必要かと思います。
アルバイト先で支給されているユニフォームは、すべて淡い色の長袖です。
黒系は蜂のターゲットになります。山野・公園には、たくさんの虫・動物が生活しています。
ほのぼのとする、テントウムシなどの姿もありますが、今の季節、蛾系の毛虫(触るとかぶれます)も
やる気満々で繁殖していますし、ダニなども人だけでなく、ワンコなどにも寄生すべく虎視眈眈と狙って
います。房総の山野には、知らぬ間に血を吸うヤマビルもうじゃうじゃいます。
暖かくなって、毒をもつ蛇ヤマカカシ、マムシも普通にいます。
これらは、人にとっては歓迎されませんが、長い間生態系の中で共生してきたわけであり、何か必要が
あって生きているのだと思います。
人は、彼らの生活圏に、予告なくどんどん入っていくわけですから、彼らだってたまりませんよね。たぶん!
山野に入る場合は、 良く生き物の勉強をして、体を被服等で防御。
毒蛇に噛まれた、毛虫にかぶれたなどの応急措置は絶対必要です。
バイト先の公園でも、花木に毛虫などがつかないように、薬剤散布等管理作業はしていますが、山野の
生き物は、人の多少の働きかけではびくともしません。
次から次へと、湧いて出ます!
管理されている公園といったも、TDLのようなわけにはいきません。
これから、山野(緑で活き活きと)燃ゆ!の良い季節ですが、体調を崩したとき、直前1週間前くらいの
行動をドクターにしっかり申告することは、とても大切かな!っと思った、昼休でした。