まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

夢って

2016年10月20日 | 日記

遊び歩く日々が続いていて、畑の種まきなどが遅れがち。お天気が良かったので、落花生の収穫、葉物野菜の種まき、玉ねぎの畝たてなど、一日畑作業でした。

子供のころ、夢は?って聞かれても、何もありませんでした。
まずまず生活が安定していた家庭の気の利いた子たちは、先生、保母さん、鉄道の運転手、パイロット・・・。収入が良くて、”勝ち組”みたいな、なりたい職業をあげていました。

実際にそうなっている人もいますが、あたしゃそういう世界が見えなかった。

少し早くサラリーマンをやめて、自由人生活をしながら気づいたのは、今日のような時間を過ごしていくことが、自分の夢だったということです。

土いじりをしていると、ヒトの親疎も、利害も、貴賤もない。
おまけに、収入もない(笑)。

それでも人間関係不得手なあたしには、とても豊かな時間で、自由人だから、体力の限界の50kmウォークにチャレンジしてみたり、無銭旅行のような旅をしてみたり、子供のような時間も過ごせる。

悪くない!

日常は、畑、土があれば、そうとう遊べます。
アルバイトやボランティア作業を通じて人との軽い交流もある。

物質的な夢は、人間関係が絡み合い、自分の思うようにはなりません。

夢って、職業だけではなく、心の部分でもいいように思った今日の畑作業でした。

せに暮らしたい
お母さんになりたい
おじいちゃんおばあちゃんに長生きしてもらいたい
たくさんの家族をもちたい
病気にならないで長生きをしたい
・・・

こんな夢の方が現実的かも。

今日の五七調:  にんべんに ゆめをえがけば はかないか

        (人偏に   夢をえがけば  儚いか  )

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車中泊を体験(只見の旅1)

2016年10月20日 | 旅行

今回の旅では、行き先を①只見町の河合継之助記念館とその周辺②六十里越(R252)を走って、八十里越の雰囲気をしのぶ③地味な温泉に立ち寄って、旅の思い出を作る(檜枝岐村駒の湯)だけ決めて、詳細はノープランで出発しました。でも、1泊は道の駅等の安全な場所で車中泊を体験してみるつもりでした。

被災地で車で暮らすことを余儀なくされているという話をここ数年よくききますが、それがどんなものかを少しでも感じたかった。

R4号バイパスにある、道の駅しもつけというサービスエリアまでとにかく夜走って、数時間車で寝る。翌日4時に起きて、福島県南会津を目指す、これが最初のミッションでした。

18時に家を出て、23時近くにサービスエリアに到着。車中泊をしている人の多さに驚きました。軽自動車もぽつぽつとまっていました。

ポケットラジオで『Radio Berry』を聞いているうちに数時間うとうとできましたが、軽の小さなシートでは安眠とは程遠いです。持参した寝袋のおかげで寒さは感じませんでしたが、体が休まるという状況ではありませんでした。

被災し、車で一時を過ごすことを強いられる生活のつらさ、あばら屋でも手足を伸ばしてくつろげる家があることのありがたさを体験できた時間でした。

『衣・食・住』という言葉がありますが、ヒトは、衣食足りたあと、安住できる住処があって、はじめて、先のことを考える余裕がでてくるのかもしれい、きっとそうなんですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする