鎌倉街道 を探そう! 古代東海道痕跡to鎌倉城と    

古代東海道は、鎌倉城を作る為に頼朝に封印された! 地図、写真で紹介。

初めての方へ、 古代駅路の特徴

2006年05月13日 | Weblog

にほんんお

 

日本の古代駅路や官路に対する研究が始まってから日が浅く、実体の道路遺構発見は1980年代であり、、古代路を語る文献が少ない。
文献が少ない為に、古代道に対し学識者の憶測が先行する研究が多く在るのが現状です。 知られている処は部分的な為、全体を語る時は、憶測の部分が入り込む不完全な研究と成ります。その様な発展途上の学問です。

  古代駅路の特徴は古代東海道の場合、、、
①★路面幅9m、(中路の幅)
②★両側に側溝があり、(側溝まで含めれば、11~15m幅のある道になります。)
③★路面は、硬く舗装をしてあり耐久性もあります。
④★計画道路の特徴として、目的地に向かい出来る限り直線で作られている。
⑤★この道は、山に入ると切通した道となる。

以上の5点は、今でこそ一般道で在りますが、50年前は日本で一番大きな巨大な街道だったのです。
この巨大さに何の意味があるのか? 防衛の軍事目的?物を運ぶ為?
   朝廷の力を誇示する為、、裏は「租税の取立て」っと考えるのです、、、
結果は不必要な巨大さ! 維持管理が出来ず使われなくなった。
5点を頼りに道を探すと、、巨大な特徴は古代道を特定する根拠になる。

路面舗装に関しては、踏み固められた訳ではなく、石のように硬く舗装してあった。
その舗装は、鎌倉では源氏山で見られます。
会津若松と日光を繋ぐ会津西街道にある大内宿もこの舗装で両側に排水路を備える。
驚く事に、アスファルトより、、、寿命が長い様です。
鎌倉散歩のお供に、、、チョッとした知識を如何ですか?
車は、止める場所が少なく、自転車やバイクが最適な鎌倉ですが、「案内書に書いてない」そんな鎌倉です。

コメント (1)
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