
今日は、剣道部の豊能春季大会。
豊中市武道館「ひびき」では、中学生の気合いの入った声が響いています。
箕面三中には、剣道部はありませんが、個人戦で出場する2年男子生徒がいます。
私が顧問がわりに応援に来ています。
それにしても、剣道の「一本」の判定は難しいです。
わたしからみれば、「決まった」と思っても、審判はとらない。
「えっ、あれが?」と思っても、三人の審判が一斉に「一本」の旗を上げます。
かりにバシッといい音で入ったとしても、狙いを定め意識して竹刀を打ち込んだものしか判定しないそうです。
たまたま決まったのはダメなそうです。
また、「残心」というものも判定材料になるそうな。
意識した状態を続け、相手からの攻撃を一瞬のうちに返すことができるように構えた状態が残心。
面とか胴が入っても、そのあと残心がなければ審判は判定しないそうです。
このように考えると、剣道も奥が深いと感じる次第です。
中学生にとっての部活では、そのスポーツや活動に関する、専門的な技能や技をある程度まできわめる力が求められる。
その「ある程度」に達するために、日々練習に励むのでしょう。
だからこそ、中学生の部活はやっても、見ても、楽しくおもしろい。
このように感じた一日でした。