三中には、「七つ角の井」という池があります。
体育館とグランドの間の通路に面した場所にあります。
この池は、もとは瀬川地区に古くからあった「七つ角の井」という井戸にちなみ、作られたものです。
昭和11年の「土地宝典」には、この「七つ角の井」がのっています。
その当時、三中の敷地は高井田と呼ばれており、水が豊富に湧き出す土地だったと聞いています。
昔、どんな日照りでも、田植えの頃になると、こんこんと湧き出す「七つ角の井」が、三中の敷地内にありました。
学校ができるということで、井戸がなくなることに心を痛めた人たちの願いで、せめてその名残を留めるということで、校舎、敷地のデザインに取り入れられました。
その池に、箕面三中の同窓会「ささゆり会」が、創立20周年記念として、噴水を取り付けました。(いまは、噴水は出ません。)
いまは、亀が二匹生きていて、春になると姿をあらわします。天気のいい日には、甲羅干しをしています。
昼休みの生徒たちの憩いの場として、40年以上の年月を過ぎても、存在しています。