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2年生の「いじめZERO」の取り組みです。
いじめに反対する思いを、それぞれの生徒が「私の行動宣言」にまとめています。
たしかに、この活動をしてもいじめは起こるかもしれない。
しかし、活動をすすめることで、宣言内容はその子の中で、意識化されます。
意識化されたことは、いじめをしそうになったとき、いじめを見かけたとき、人から指摘されたとき、いじめをやめる、止める方向に働きます。
三中でこの活動をすすめるかぎり、かりにいじめが起こっても、重大事態につながることがなくなる可能性が開けてきます。
「いじめZERO」の活動を、生徒の自治活動として推進することに意味があります。
大人にもあてはまりますが、今という時代は、関心が他者ではなく、自分に向きやすくなっています。
みんなが、「自分のことをわかってほしい」というヒリヒリとした思いでいることが多いのです。
中学生も同様です。自分に関心が向きやすい生徒たちの集団に、「公共」の視点と精神を取り込むために、自治活動が必要なのです。
自分に向きやすい個人の関心を、他者にも向けさせる
これが「いじめZERO」活動の核心なのです。