箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

人生いつでも青春

2017年05月30日 15時24分03秒 | 教育・子育てあれこれ


不来方(こずかた)の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心

(石川啄木『一握の砂』より)


これは、青春時代や中学生時代に、心にとめてほしい歌です。

ねころんで上を見ると青空が目にとびこんできます。

その青空は雄大で、見ていると吸い込まれそうになります。

私はこの感情が、よくわかります。

少年時代に、家の近くのレンゲ畑に寝転び天を見ると、青空に吸い込まれそうになるのを実感する日々を、実体験したからです。

「青」を見ていると心がすっと吸い込まれていく気分になるなら、あなたのいまは青春です。

15歳でも、40歳でも、70歳でも、私たちは、空を見上げるかぎり、心を空に向けるときめきがあるかぎり、青春です。