箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

問題を通した学級づくり

2017年05月21日 18時09分23秒 | 教育・子育てあれこれ


ぼくは、変わりものですが、

大自然のなか、

さかなに夢中になっていたら

いやなことも忘れます。

大切な友達ができる時期、

小さなカゴの中で

だれかをいじめたり、悩んだりしても

楽しい思い出は残りません。

外には楽しいことが

たくさんあるのにもったいないですよ。

広い空の下、

広い海へ出てみましょう。


(2006年12月2日 朝日新聞に掲載 「いじめ防止ネットワーク」より)


私も中学生の頃は、家の近くの野池で、よく釣りをしました。人一倍悩みの多い中学時代でした。

田舎に住んでいたので、大自然の中でよく癒されたことを思い出します。



さかなクンは、中学生のとき仲間はずれにされたことがあり、同じ経験をしている子とよく釣りに行ったことがあるそうです。


魚は海ではいじめををしませんが、水槽に入れると一匹を攻撃し始めめる、と彼は言います。

わたは、だからクラスでいじめ起こってもしかたがないというつもりは、まったくありません。

クラスには問題(もめごとやトラブル)が起こるもの。

それらに取り組むことで、いじめをしない、いじめに加担しない子を育てていくのが学級づくりの側面です。

よろこびや悲しみに共感し、仲間どおしがつながる経験を積むのが、学級づくりてす。