箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

命の尊さ

2017年05月23日 18時45分28秒 | 教育・子育てあれこれ


命という文字は、「人をひとたたき(一叩き)」と書きます。

これは、人を殴ることではありません。

一叩き一叩き 絶えず連続して動いているものは何でしょうか。

「心臓」です。

心臓の一叩き一叩きが「命」です。


こう言ったのは、お笑い芸人のゴルゴ松本さんです。

みんながもっている命。

当たり前で、すぐ忘れてしまうのが命の尊さ。

ふだん当たり前なものは、消極的にとらえがち。

しかし、心臓の動きのように、命は私たちの体内で、つねに能動的に動いているのです。

大切にしたいし、大切にしてほしい。三中生にも。

以前、前任校で、交通事故で、14歳で亡くなった生徒がいました。

そのお母さんは、語っておられました。

「生徒みんなが共通してもっているのは命。その命をどうか大切にしてください」

親から、先祖から受け継いだ命。

命を授かった奇跡を、しみじみと思います。