
先日、1年生の各クラスに出向き、話をする機会を得ました。
40名近くの生徒に向き合って話しているうちに、私の中にある「陽」の部分が、メキメキと賦活(ふかつ)されて、自分が元気になるのを話しながら自覚しました。
あたかも生徒のもつエネルギーや活気が、私の体じゅうに入り込んだようでした。
生徒たちの思いが、こちらの思いと重なり、共鳴しだすような感覚でした。
生徒たちのもつエネルギーを、シャワーのように、全身に浴びるといった感覚でしょうか。
教員は、生徒のこのようなエネルギーをもらって、元気になっている。
あらためて、このように思いました。
人は、陰と陽の部分をもっています。元気な人に向き合うと、私の中にある「陽」の部分が元気になります。
「楽しげな気」を発する生徒と交わると、エネルギーを取り込むことができるのは、若い子がたくさん集まっている学校の教員の特権であるかもしれません。