箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

高校生活を思い描く

2017年11月10日 21時13分17秒 | 教育・子育てあれこれ


今日の5・6限は、進路説明会でした。

5限目には、池田高校の先生による学校説明、箕面自由学園高校の先生と校長先生による学校説明をしてもらいました。

生徒たちは、説明を聞きながら、どのような高校生活を思い描いているのかな、と私は考えていました。

6限は、今後の進路選択に向けての三中の進路担当からの説明を行いました。

1・2年生の保護者の方の出席も、けっこう多く満席で、関心の高さが伺えました。

3年生は、来週には進路懇談を行い、受験する高校の話し合いをしていきます。

これから、自分の進路を考えるのに精一杯になりがちですが、仲間の進路も尊重しあえる学年であってほしいと、3年生の傍らにいて思いました。

学習は「過程」にも意義がある

2017年11月10日 19時50分33秒 | 教育・子育てあれこれ



学校の学習は、生徒たちに、「過程」の大切さを教えるという側面があります。

中学生が、ときどきいう言葉に、「因数分解を習ったからといって、実際の生活に何の役にたつの?」

これは、学習を結果だけで見るから出てくる言葉です。

投げ出すことなく、学習した過程で、得るものがあります。

そらは知識欲であったりします。これは、一生学習し続ける資質となります。

試験に向け準備勉強をすることで得る粘り強さが、その人な力となり、のちに花が開くかもしれません。

周りの人と競わなくとも、自分に負けないとか、自分がこうと決めたことはやり抜くという態度につながることもあるでしょう。

この「過程」を踏まえて成人すると、その人にとって、人生の選択の幅が広がることにもなるでしょう。