
箕面市教育委員会は、子育てについて、「認めて、ほめて、励まそう」をよく標語にあげています。
たしかに、そうなのですが、わかっていても、なかなかできないのが子育てです。
これは、わが子だからです。情があるから、感情が起こります。
カッとなって、わが子を怒ることもあります。説教して、親のいうことをきかせようとすることもあるでしょう。
「今まで、これだけ言ってきたのに」
「ここまで大きくなるまで、どれだけたいへんだったかわからないのか」
怒りが込み上げてきて、怒ったりするのです。
しかし、この場合でも、殴ったり蹴ったりの暴力は、ぜったいに使わないようにします。
ここでは、家庭での殴ったり、蹴ったり」を取り上げます。
一般的に、学校で暴力的な傾向をみせる子は、いままでに親から暴力を受けてきた場合が、多くあります。
しつけと称してわが子に暴力をふるう、または、気まぐれ的に暴力を受けて育った子は、向上する気持ちが生まれにくいのです。
親から暴力を受けて育った子は、親になると、またわが子に暴力をふるうこともあります。
虐待は連鎖しがちです。
今月11月は「児童虐待防止推進月間」です。
おとなやまわりの人からの、温かいサポートを受け、子どもは健やかに育ちます。