フランス語のレッスン中のこと。
自分では思ってもみない単語が突然口から飛び出してきたのです。
あれ、私、こんな単語知ってたんだぁ、どこで仕入れたんだろう・・・と喋りながら思い出そうとしてしまいました。
1つは「(事業に)出資する、融資する、資金を供給する」という意味の動詞financer。ある映画が資金に制限をつけずに制作されたという話を聞いたときに、誰がその映画にお金を出したのですか?という意味でQui a financé ce film?と口から咄嗟に出てきました。言った後に「おお、この状況にはぴったりの動詞じゃ~~ん!」と自画自賛。おめでたい自分です。
もう1つは、「恐れおののかせる」という意味のterroriser。これはこ難しく理解できなかった映画「隠された記憶」の話をしたとき。ところどころ寝てしまったために、映画の中で、誰が主人公の家を盗撮していたのかがわからなかった、ということを伝えたくて「Je n'ai pas pu savoir qui avait terrorisé ce couple.」
ビデオを撮る、という表現はしなかったけれど、映画の内容からすればterroriserだってぴったりくる動詞だと思うのです。
これも自画自賛。すいません、恥も外聞もひねりもなんにもないわたしで。
でも、この出来事を通じて実感できました。フランス語の文章を数多く読むことは、語彙を増やすことに役に立つのだということを。
”今週はこの動詞や名詞を覚えたから、レッスン中に必ず使うぞ!”と決めて行くのではなく、知らないうちに身についていたものが無意識に自然に出てくるなんて、やっぱり嬉しいです。