Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

雑誌

2009-12-08 20:17:54 | おっ、と思ったこと
このごろ、女性誌(月刊誌)に付録がつくことが多くなった。
女性誌の付録と言えば、今までは、「保存版、京都お取り寄せ帖」だとか「大人の女性のマナー読本」などと言った、本誌とは別冊の何かだった。
しかし、最近はポーチだとか、網タイツだとか、スカーフだとか付いて来る。
景品なんとか法が改正され、今までよりはラグジュアリーな付録をつけることができるようになったそうだ。
各雑誌は付録で読者をひきつけようとする。
発行部数の多い雑誌は、それに付ける付録も大量発注できるから、いわゆるスケールメリットってやつで、そこそこの付録を付けることができ、弱小雑誌との差がますますついてしまう。
私は付録に釣られることはまずないし、むしろ付録には反対なのだ!

それはなぜかと言うと、書店側が、付録と雑誌本誌が別れ別れにならないように、雑誌(付録込み)を紐でぐるぐる縛って並べるからである。
こうされてしまうと、中身をパラパラと見ることができない。
気の利いた書店の場合は、見本として1冊だけ紐で縛らないで置いておいてくれるところもあるけれど、私がよく利用する書店はすべてをがっちり縛ってしまう。

私は、雑誌を買うときに、必ず中身をかなり見る。
「そこまで見ちゃったら、わざわざ買って家に持って帰って見ても、もう新鮮味がないんじゃないの?楽しみがないよね。」と相方に言われることたびたび。

いやいや、そうではないのだ。
書店でサッと表面をなぞり、家に帰って、じっくり見るのだ。
記事を読むのはもちろんのこと、コーディネートされている服やバッグや靴のブランドや値段をチェックし「こんな高い服、いまどきパッパと買える人だけがこの雑誌を買うとしたら、きっと発行部数は下がるに違いない」と確信するのだ。

たとえ全身でウン百万するコーディネートだろうと、それを見るのが、わたしのリラックス法の1つ。

だから、紐でしばれれて中が覗けないと、いやだなぁ。