映画「しあわせの雨傘」観てきた。
大女優カトリーヌ・ドゥヌーヴに赤に白ラインのジャージ着せるなんて!と思ったりはしたけれど、衣装のインパクトにたがわずに楽しい映画だった。原題は「Potiche(ポティッシュ)」飾り壺という意味だそうだ。
お飾りの妻だったスザンヌ(カトリーヌ・ドゥヌーヴ)が、ある日突然、夫の傘製造工場を経営する羽目になり、それをきっかけに自我に目覚める、という内容。でも、フェミニズムを啓蒙するものではなく、もっと気軽に楽しめる映画。
カトリーヌ・ドゥヌーブのオーラで見せる(魅せる)映画だ。
ジャージ姿を始めとして、ジャージー素材のワンピースにカーディガン、コートスーツ、ニットスーツにワンピースなど、彼女の衣装のバラエティも見もの。
ただ私の中で「これはフランス的だなぁ」と思えたのが、スザンヌが、妊娠を告白した娘のジョエルに言った言葉。
自分や自分の仕事を犠牲にしてまで産むの?という内容のことを母が娘に言ったのだ。
母親である前に1人の人間(女性)としての存在意義が優先するのだ。
でも逆に「母親」というものに埋没しないからこそ、出生率が上がっているのかな?なんて考える。
監督はフランソワ・オゾン。
彼の映画は「まぼろし」「8人の女」「ぼくを葬る(おくる、と読ませる)」と観てきてこれで4作目。
この映画は「8人の女」のカテゴリーに入る、カラフルで軽妙でクスッと笑える映画だ。
オゾン監督はこの映画に「シェルブールの雨傘」へのオマージュを込めているとかいないとか・・・
だから邦題が「しあわせの雨傘」になったんだね。
でも「まぼろし」もよい映画。
この映画で女優シャルロット・ランプリングを知り、彼女のファンになった。
大女優カトリーヌ・ドゥヌーヴに赤に白ラインのジャージ着せるなんて!と思ったりはしたけれど、衣装のインパクトにたがわずに楽しい映画だった。原題は「Potiche(ポティッシュ)」飾り壺という意味だそうだ。
お飾りの妻だったスザンヌ(カトリーヌ・ドゥヌーヴ)が、ある日突然、夫の傘製造工場を経営する羽目になり、それをきっかけに自我に目覚める、という内容。でも、フェミニズムを啓蒙するものではなく、もっと気軽に楽しめる映画。
カトリーヌ・ドゥヌーブのオーラで見せる(魅せる)映画だ。
ジャージ姿を始めとして、ジャージー素材のワンピースにカーディガン、コートスーツ、ニットスーツにワンピースなど、彼女の衣装のバラエティも見もの。
ただ私の中で「これはフランス的だなぁ」と思えたのが、スザンヌが、妊娠を告白した娘のジョエルに言った言葉。
自分や自分の仕事を犠牲にしてまで産むの?という内容のことを母が娘に言ったのだ。
母親である前に1人の人間(女性)としての存在意義が優先するのだ。
でも逆に「母親」というものに埋没しないからこそ、出生率が上がっているのかな?なんて考える。
監督はフランソワ・オゾン。
彼の映画は「まぼろし」「8人の女」「ぼくを葬る(おくる、と読ませる)」と観てきてこれで4作目。
この映画は「8人の女」のカテゴリーに入る、カラフルで軽妙でクスッと笑える映画だ。
オゾン監督はこの映画に「シェルブールの雨傘」へのオマージュを込めているとかいないとか・・・
だから邦題が「しあわせの雨傘」になったんだね。
でも「まぼろし」もよい映画。
この映画で女優シャルロット・ランプリングを知り、彼女のファンになった。