みどりの野原

野原の便り

9月3日 済浄坊渓谷 涼しい~!

2007年09月03日 | Weblog
兜岳・鎧岳がぐっと迫ってきた。
さすが国指定の天然記念物になっているだけあって、圧倒される。

          
             左が兜岳(920m)右が鎧岳(894m)遠景

気温は26度 下界とはだいぶ違う秋の高原。
ススキも穂を出し、田んぼでは早くも稲刈りが始まっていた。

済浄坊渓谷は静かで貸切状態だった。
滝と川を楽しんだ後は温泉だ。極楽極楽。
 

        済浄坊の滝 堂々たる姿

室生火山群が作り出した柱状節理の岩が随所に見られる
 
       
         滝壷の横の岩             剥がれるように崩れていく

        
                 この滝もすばらしい

済浄坊の滝の滝壷近くで水に入った。体に赤いタカラダニをつけたアメンボもいた。
水に足をつけて食べたおにぎりは最高!

 
       まだしっぽの付いた小ちゃいカエル
                   
                          ミズの中の寒天 何の卵?


        ミヤマカワトンボ♂ メタリックな光沢が美しい
               
                             赤とんぼ


             
          ヤマジノホトトギス             

         
         ツルリンドウ              アギスミレ(変わった形の葉っぱ)

ハギ・オトコエシ・ヒヨドリバナ・シュウブンソウ・ヤブタバコなどが開花
ツルニンジン・ミカエリソウはツボミ

マタタビのムシコブになった実がいっぱい落ちていた。

花の咲いたときにマタタビバエが卵を産むと、受粉せずにムシコブになる。
マタタビはこのムシコブになったものが生薬になるらしい。
ということは、中の虫も薬効に関係あるんだろうな。強壮剤になるという。
本来のほっそりした実もなっていたが、ムシコブになって落ちているほうが多いよ
うな感じだった。
               
                        ムシコブになったマタタビの実



コメント
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