みどりの野原

野原の便り

9月1日 長居植物園

2012年09月01日 | Weblog
雨の降りかける中、少しだけ園内を回り、後雨雲が近づいてきて室内に入る。


サンゴジュの実が赤く色づいた。


エンジュはすっかり実になっていた。 外の部分が熟して柔らかくなると鳥が食べ種を散布する。


シイの木天狗巣病で病変したシイ。 サクラやマダケや他の木にも付く。
原因は菌類、線虫、ウイルスなどいろいろらしい。



ラッカセイ 花が咲いていた。豆の花 子房の基部が伸びて地中に刺さりその中で豆ができる。 
なぜ地中で豆を作るのか? 乾燥を防ぐ?害虫から守る?


クワイの花と果実 栄養繁殖 種でも増えるがクワイを作る時は種は不要。

昔実家ではラッカセイもクワイも作っていたが、食べるだけで畑で落花生を見たことがないのだった。
もっとよく見ておいたらよかったなあ。


鈴なりのカリン 2つ割に。リンゴと同じ作り。果肉の部分は花托 子房以外の部分が太った果実を偽果という。 

レーダーを見ると雷雲が近づいているというので室内へ。最近落雷事故があったばかりだ。


ハスも花托が膨らんで果実を包んでいる。穴の中に入った丸いものが果実だ。柱頭の跡が付いている。
 右)葉には見えないが極小の突起があって水をはじく。これをロータス効果という。 
人間はハスに習って、これを利用しているという。


アオギリの果実     ザクロつくりはややこしい。
子房が部屋にわかれている。 私たちが食べているのは種皮。
コメント
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