みどりの野原

野原の便り

9月10日 琵琶湖1周 ⑱ 鮎屋の里~みずのもり

2012年09月10日 | Weblog
滋賀県南の降水確率50/70 「どうする?」と電話をかけたら「こっちは降ってないし行きましょう」とのことで、雨具1式持って出発。

野洲駅からはバスの便が悪いので鮎屋の里近くまでタクシーを利用。

途中の田んぼも稲刈りが始まっている。まだ残っているのはこしひかりだそうだ。

 
湖岸のさざなみ街道。車道の横の側道はサイクリングの人がたまに通る。野洲市から守山市に入る。 しばらく歩くと対岸に琵琶湖大橋の観覧車が遠望できた。今日は琵琶湖大橋の近くを通過する。

 
     ツルボ群生      湖岸の繁みにはシロネ(右)
 
 
     広い砂浜   別の浜には「ハマヒルガオ群生地」の看板がでていた。
かつて琵琶湖が海につながっていた頃の名残とか。

変化のない道だが湖岸に降りたり松林の園地を通ったりするといろんなものが見える。

 
      ヤブツルアズキ          ニガガシュウ ごつごつのムカゴがあった。

水辺に黄色い花が見えた。ヒレタゴボウかと思ったが、少し様子が違う。ブロックの堰堤を降りて近づいて見た。
黄色い5弁の大きい花。何だ? 帰って調べた。ミズキンバイかと思ったがミズキンバイは茎や葉は無毛らしい。
(見たものは茎や葉に軟毛が多い)結局・・
 
オオバナミズキンバイと判明 花や葉・茎の特徴も合う。間違いないと思うが、葉の付け根の托葉が黒く腺のようになっているのが記述がない。
ネットによると、2007年に国内で初確認、2009年にここ守山市で初確認されたという新顔の帰化植物のようだが、絶滅危惧種のミズキンバイなどと交雑の恐れもある侵略的水草として駆除されたりしているという。

水辺に降りたお蔭でニガガシュウ(上記)やツルノゲイトウやイシミカワも見れた。近寄らないとわからない。


松林の中で、根元にプラスチック鉢を逆さにしたようなものがいくつかあった。 何かな? 除くと肥料のようなものが見えた。
こんなところにもちゃんと肥料をやっているんだ。草刈りなどの手入れもされている。

琵琶湖大橋の手前で弁当を食べる。ここが一番対岸の近いところだ。

午後もほぼ直線のさざなみ街道を歩き・・

 
一面のハスの群落が見えてきた。みずのもり近くだ。 遠くに見えた風車はここにあった。 右)風力発電施設らしいが羽根はまったく動いてないようにみえた。

ここからバスに乗って草津駅へ。 全く雨は降らなくて拍子抜け。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする