次の見学場所 姫路城へ。
姫路城は南北朝に始まり、秀吉、池田輝政の時に大改修され広大な城郭となり、明治に藩籍奉還が行われるまで31人の城主によっておさめられた。
戦国の戦いもなく、明治の廃城も免れ、第2次世界大戦にも奇跡的に被害を免れ、(黒いネット?をかぶせたとか、不発弾もあったらしい)天守や櫓など主要建築が残り、国宝に指定され、1993年には世界文化遺産に登録された。
白い漆喰で塗られた美しい城で白鷺城とも言われる。
今までに明治の大修理、その後昭和の修理では大天守等の解体修理も行われたが、白漆喰は雨に弱く30年ぐらいしか持たないため2009年(平成21年)より平成の大修理が行われている。屋根瓦の葺き替えと白漆喰の塗り替え、耐震補強工事など2015年3月までの予定。
今は修理の様子を見学できる施設「天空の白鷺」が設けられている。
ガイド付きで城域の見学
二の丸 菱の門を入る。櫓門になっている。
攻め込んできた敵を惑わす坂や門、槍を使えない低い天井 戦いのためのいろんな策略が秘められている。
算木積みの角 石棺が転用されているところあり。 他にも石臼など転用石も所々に。
右)野面積みの石垣、加工石を使った所、人面石、修理されたのがわかる所、石垣にもいろんな表情がある。
石垣のメンテに毎年800年の人が草刈りをするとのこと。
門の小屋根にも目地漆喰が施されている。目地漆喰は雨風から瓦を守る。右)雨水を落とす角度の付いた軒丸瓦もあった。
歴代城主の家紋の入った軒丸瓦も見られた。
雨水を受ける瓦を縦に並べた溝
「天空の白鷺」を見学。
今は覆屋の中で屋根や漆喰壁の修理工事が行われている。
ガラス張りのエレベーターで上へ。
最上階は海抜90mの高さ。下に千姫が暮らしたという西の丸跡の広場や百間廊下が見える。町の大通りのずっと向こうJR姫路駅の辺りが外堀の跡らしい。家島群島や小豆島も見えた。
最上層の屋根 葺き替えは終わり、目地の漆喰も出来上がっていた。屋根瓦は高温で焼かれた耐久性の高いもの 右)素屋根がすっぽりと大天守を覆っている。
修理費用は28億円 その半分は覆屋・足場の費用だとか。
平成の鯱は奈良県の山本瓦工業の製作だという。 これは昭和の鯱 シャチは火事避け。大天守には大小11匹の鯱がいるそうだ。
屋根の周りには避雷針も取り付けられていた。
壁の塗り替え 骨組み(小舞)に取りつけた縄が隠れるくらいの厚さに土壁や漆喰を塗り重ねる。
天空の白鷺を出た後、西の丸の建物跡を見学して終了。
大天守を想像するシートの外側に描かれた大天守の線描き これは案内してくださったガイドさんの発案らしい。
姫路城は南北朝に始まり、秀吉、池田輝政の時に大改修され広大な城郭となり、明治に藩籍奉還が行われるまで31人の城主によっておさめられた。
戦国の戦いもなく、明治の廃城も免れ、第2次世界大戦にも奇跡的に被害を免れ、(黒いネット?をかぶせたとか、不発弾もあったらしい)天守や櫓など主要建築が残り、国宝に指定され、1993年には世界文化遺産に登録された。
白い漆喰で塗られた美しい城で白鷺城とも言われる。
今までに明治の大修理、その後昭和の修理では大天守等の解体修理も行われたが、白漆喰は雨に弱く30年ぐらいしか持たないため2009年(平成21年)より平成の大修理が行われている。屋根瓦の葺き替えと白漆喰の塗り替え、耐震補強工事など2015年3月までの予定。
今は修理の様子を見学できる施設「天空の白鷺」が設けられている。
ガイド付きで城域の見学
二の丸 菱の門を入る。櫓門になっている。
攻め込んできた敵を惑わす坂や門、槍を使えない低い天井 戦いのためのいろんな策略が秘められている。
算木積みの角 石棺が転用されているところあり。 他にも石臼など転用石も所々に。
右)野面積みの石垣、加工石を使った所、人面石、修理されたのがわかる所、石垣にもいろんな表情がある。
石垣のメンテに毎年800年の人が草刈りをするとのこと。
門の小屋根にも目地漆喰が施されている。目地漆喰は雨風から瓦を守る。右)雨水を落とす角度の付いた軒丸瓦もあった。
歴代城主の家紋の入った軒丸瓦も見られた。
雨水を受ける瓦を縦に並べた溝
「天空の白鷺」を見学。
今は覆屋の中で屋根や漆喰壁の修理工事が行われている。
ガラス張りのエレベーターで上へ。
最上階は海抜90mの高さ。下に千姫が暮らしたという西の丸跡の広場や百間廊下が見える。町の大通りのずっと向こうJR姫路駅の辺りが外堀の跡らしい。家島群島や小豆島も見えた。
最上層の屋根 葺き替えは終わり、目地の漆喰も出来上がっていた。屋根瓦は高温で焼かれた耐久性の高いもの 右)素屋根がすっぽりと大天守を覆っている。
修理費用は28億円 その半分は覆屋・足場の費用だとか。
平成の鯱は奈良県の山本瓦工業の製作だという。 これは昭和の鯱 シャチは火事避け。大天守には大小11匹の鯱がいるそうだ。
屋根の周りには避雷針も取り付けられていた。
壁の塗り替え 骨組み(小舞)に取りつけた縄が隠れるくらいの厚さに土壁や漆喰を塗り重ねる。
天空の白鷺を出た後、西の丸の建物跡を見学して終了。
大天守を想像するシートの外側に描かれた大天守の線描き これは案内してくださったガイドさんの発案らしい。