みどりの野原

野原の便り

3月24日 ツバキ展

2013年03月24日 | Weblog
京都府立植物園は花盛り。
午前中、ツバキやウメ・サクラなどの花木を見る。

 
ボケ・サクラ・レンギョウ いろどりも鮮やか  見過ごしそうなシダレカツラも雄花開花中

 
アンズ ピンクだけではなく白も薄い色のもあった。品種があるのだろう。 
                       右)カンヒザクラ 満開

 
     カンザクラ        コブクザクラは一つの花に実が2つできるそうだ

 
オオシダレザクラ 植物園が再開園した昭和36年に植栽されたらしい。シンボルツリーの一つ

 
       ハクモクレン                  コブシ

 
   ゲンカイツツジ 白もピンクも          ハシリドコロ
椿展
 
京の椿・江戸椿・中京椿・・各地の銘椿が切り花で展示 先日お話を聞いた市家の椿も。

 
      茶花として            斑入り葉の椿
鋸葉・錦魚・斑入り・覆輪・柳葉・銀歯・・葉変りの椿
一重・八重・千重・唐子咲き・・咲き方もいろいろ。
暗い赤の黒椿・黄色のキンカチャ
日本の椿・外国の椿 今も新しい品種がつくりだされている。


     キンカチャ
その後は和歌や俳句の中のツバキのお話を聞く。
ツバキは古くから霊力のある木としてあがめられ、古い歌謡には皇后が天皇を称える・また女性が男性を称える時に歌われ、長寿を寿ぐ木でもあった。ツバキを女性になぞらえた歌もある。                                       
その後はウメやサクラが好まれるようになったが、和歌や俳句にはツバキが多く詠まれている。
白花ツバキが初めて詠まれたのは後拾遺和歌集だそうだ。
又、詠まれた俳句から寄せ継ぎをして1本の木にいろいろな花を咲かせる楽しみ方があったこともわかる。
たくさんの例句を解説された。
ツバキ展のたくさんの種類のツバキを見、歌や俳句を見ると、いかにツバキは大切にされ、好む人が多いかがわかるような気がした。
コメント
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