みどりの野原

野原の便り

1月13日 ②「カラスウリ」と「オキナワスズメウリ」

2022年01月13日 | Weblog

飛鳥から帰ってから・・
今日採ってきた「カラスウリ」と、庭にできた「オキナワスズメウリ」を比べてみる。


上)オキナワスズメウリ 緑色のと熟した赤い果実もある。白い縞が入る。
中)今回採ってきたカラスウリ 小型で丸い。
下)何年も前に採取しベランダにつるしてあった 普通の大きさの カラスウリ 


カラスウリの果実(直径約2.5㎝の球形)と種子
種子は「たまずさ」「結び文」「大黒様」「打ち出の小槌」に見立てられ、金運のお守りとして財布に入れたりする。
「カマキリの頭」のようでもある。


「カラスウリ」の果実の輪切り。
果皮は薄い。種子の周りにはべっとりした橙色の果肉が絡みついている。


オキナワスズメウリ 果実(2.3~2.4㎜)と 種子
種子は1か所 長く伸びた形。「子ゾウの頭」のようにも見える? 
初めて見た。


「オキナワスズメウリ」果実の輪切り。

果皮は分厚い。赤く色づいているが、熟し足りないからかもしれないが。
中は3室になっていたのかも?
種子の周りには白っぽい半透明の果肉。カラスウリの果肉とは違う感触。
洗っても簡単には取れないので、千切るようにして取り除く。


左)オキナワスズメウリの種子 右)カラスウリの種子
  
果実の大きさはあまり変わらないが、オキナワスズメウリの種子はずいぶん小さい。
やはり大黒様は貫禄がある。
種の形って面白い。

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1月13日 ①高松塚~栗原周辺 ナナミノキ カラタチ マンサク カラスウリ

2022年01月13日 | Weblog

今年初めての例会。高松塚~栗原方面を案内してもらった。

高松塚の展望台のあたりは木が伐採されちょっとさみしくなった。
展望をよくするためというなら、確かに見晴らしは良くなったが。


左手、遠くの山の上にアンテナ?


右手、向こうには整備の終わった牽牛子塚が良く見えた。


二ホンスイセン 高松塚壁画館の近くに植栽

下って山裾を行くと、赤い実がポツポツ落ちている。


見上げるとナナミノキだ。


雑木の繁みにはカラスウリがクリスマスツリーの飾りのよう。
普通よりは大分小型で丸い。
鳥が突いて中の実を食べたのか、大きく穴の開いたのもあった。
帰ってから、カラスウリとうちの庭のオキナワスズメウリを比べてみた。1月13日②に記載


水路の向こうの薮にはヒヨドリジョウゴの赤い実が絡みついていた。

墓地に出た。


この石はかつてこの辺にあったと言われる、栗原寺(呉原寺)の礎石の1つではないかと言われている。
栗原寺の正確な位置はまだわかっていないらしい。
栗原や檜隈には渡来氏族が定住していたという。

この辺りはミカンの産地
ハッサクや温州ミカン?など、まだ木に残っているものある。


カラタチの木が1本 果実を2個付けていた。
カラタチは柑橘類の接ぎ木の台木とされたりする。
鋭い棘で身を守っている。


右)おか寺 の道標のあるお地蔵さま。
今は人通りもない農道沿い。古道が通っていたのかも。


のどかな景色


コウヤボウキ 冠毛を付けた果実がまだ残っていた。


ヤドリギ 高くて見えにくい。果実は?雄株かな?


春一番に「先ず咲く」といわれるマンサク。
まだまだ硬いつぼみの多い中、ほどけかけて花弁が見えているものも。
こんなに寒くても近づく春を感じているのだろう。


コバノガマズミ 赤い実は萎みかけ。


ハクサンボク 赤い実。鳥の好みではないのかな?

寒い時期でも果実など見るものがあった。

コメント (1)
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