みどりの野原

野原の便り

10月2日 大阪公立大付属植物園 バアソブ・タヌキマメ・トチカガミ・オニバス・パラグアイオニバス

2024年10月02日 | Weblog

大阪公立大学付属植物園

西日本絶滅危惧植物の展示園で、うれしい植物を見た。


バアソブ 初めて花を見る。
ツルニンジン(ジイソブ)に比べて花は大分小さい。花色も濃い。


花冠の中の色も濃い。 雄期?柱頭に花粉が付いているように見える。


タヌキマメ ほとんど実になっている。
花は午後から咲き、チョボチョボ咲く。満開に咲きほこることはないみたい。


毛に包まれた果実の中にはこんな種があった。


海浜植物の展示の中にあったトベラ。
果実が弾けると赤い仮種皮に包まれたベタベタの種子が現れる。
地方によっては節分の魔除けとして鰯とともに扉に刺す所もあるらしく、トビラノキの別名もある。
トゲはないが木の匂いを鬼が嫌うのだとか。

水草展示

トチカガミ 


ドクゼリ かなり様子が違うのでセリと間違うことはないと思うが。


オニバス ツボミがあった。


オニバス 葉の裏
植物全体に鋭い刺がある。

熱帯スイレンプール

熱帯スイレン
水面から花茎が立って花をつける。花色が鮮やかで紫系の花もある。
葉は大きく縁に鋸歯がある。昼咲きも夜咲きもある。


温帯スイレン 
花は水面に咲く。花の色は淡い。葉は全縁 昼咲きのみ。


パラグアイオニバス ツボミがあった。
浮葉の縁は立ち上がる。葉裏や葉柄・花茎やガク片に鋭い刺がある。
満開の花を見たいところだが、花は夜咲きだそう。
花には芳香があるらしい。

熱帯亜熱帯の有用植物のコーナーは大好きなところ。
グネツムやバオバブ・フクベノキ・ライオンゴロシ・ジャポチカバ・サポジラなど。
説明によると、これらの熱帯植物は5月に野外に出し、10月には温室に取り込むとのこと。


熱帯亜熱帯の有用植物のコーナーの後ろの温室


クマノザクラが植えられていた。
花が咲くかな?

この植物園のメインツリー「メタセコイア」の説明もあった。
日本産樹木見本園は、奥に向かって高度が上がっていくように植栽(垂直分布)されているそうだ。
イノシシの掘り返しの所も見た。
異常気象や松枯れ・ナラ枯れの被害もあり、クビアカツヤカミキリが侵入しないか気がかりだ。
広い園内の管理は大変そう。


建物の近くに植栽されていたランタナの仲間のような花・明るい紫色の穂状の果序。
これは何でしょうか? 知っている方、教えてください。

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