久々の京都府立植物園
少し早めに来て、午後からの講演の前にひと回りした。
ナルキッスス カンタブリクス スイセンの仲間 満開
スノードロップ 夜になると花が閉じ雫形になる。 見ごろ。
オオアブラギリ(シナアブラギリ)の冬芽。若い幹は緑色。
先日、うまく写真が撮れなかったので、今日は是非写真を撮りたい。
・・と頑張った。
バクチノキ 果実があったが、これは赤く色づいていた。
生態園に行かずに、あまり行かない半木神社の方を廻ることにした。
ロウバイ 満開 雌性期のよう。
水琴窟の音を聞こうと近づいたら・・
ヤマガラが水を飲みに来た。 慌てたが‥写真を撮れた。
この後、ヤマガラは草地を歩き回っていた。
シジュウカラやエナガも見れた。
ヤバネヒイラギモチ(チャイニーズホーリー・ヒイラギモチ・シナヒイラギ)赤い果実
老木のせいか葉の棘は少ない。
なからぎ神社にお参り。
『周辺の「半木の森」は園内唯一の自然林。開園以前からの植生を知ることができる貴重なエリアです』の看板あり。
林内に足を踏み入れることはできないが、カゴノキの大木があった。
カゴノキ 幹は鹿の子模様にはがれる。
イチイガシのどんぐりがたくさん落ちていた。
植物園外周から植物園会館の近くへ。
ヒマラヤスギ 球果がたくさんついていた。
何気なしに見ていたら「シマモクセイ」の樹名板が。(植物開館前)
見たかった木がこんな見やすい所に!うれしい。
キンモクセイと並べて植栽されていた。
2022.10.8 京都左京区黒谷町の「金戒明光寺」に連れて行ってもらった時、シマモクセイの大きい木があって「区民誇りの木」の札が立っていた。
材が固くて、ナタオレノキの別名があることも教えてもらった。
残念ながら花が終わったばかりで、ぜひ花を見たいとずっと思っていたのだ。
京都府立植物園なら来る機会もある。ぜひ花を見てみたい。
午後は、京都園芸倶楽部例会「厄除け・魔除けの植物」の講演。
疫病退散・魔除けの風習は。地方毎に大きく違い、その風習は急速に消えているというお話があった。
身近なところで見守ってくれている 屋根の鍾馗像・玄関の蘇民将来・角大師(知らない)・・
沖縄ではシーサー像(家の玄関の門柱の上にある)・三叉路の石敢當・玄関にヒンプン(知らない)・・
年中行事
初詣は氏神様で年越し。年越しそばを食べる。
2日と3日は、人の少ない神社へ行き、ゆっくりお参り。
注連飾りは2年前から省略している。(部屋にはいろいろ正月飾り)
お節は縁起のよい食材を使って作り、食べる。
七草がゆは、自分で採りに行って作って食べる。
15日には小豆粥を食べる。
節分の豆まき。豆は後で食べる。歳の数食べるのは無理になった。
柊と鰯を飾る風習は、昔は家でもやっていたが・・今は鰯を食べるだけ。
そして、恵方巻を食べる(たいてい娘の手づくり)
ひな祭り。小さいお雛様の飾りをあちこちに飾り、ひなあられやちらしずしを食べる。
端午の節句 家の中に飾りもの。柏餅は買ってきて食べる。
去年からショウブを採ってきて菖蒲湯を沸かして入っている。
お月見も買ってきた団子を食べる。ススキぐらいは飾る。
冬至はユズ湯を沸かす。
こうやって見ると、家では食べる風習は残っているようです。
私たちは、深く考えていなくても、いろいろと縁起や厄除けなどを取り入れて暮らしているものだと気づく。
節分の「柊と鰯」の風習は、会場の大勢の参加者の内、今もやっている人は数人だった。(京都の方)
節分の鬼除けは、ところによっては柊ではなく、トベラの葉を貼るところもあるそうだ。
鰯ではなく、ボラの幼魚イナやサンマの所もあるとか。
今治市ではタラノキにトベラを挿すところもあるらしい。
へえ~~の連続。
どちらにしてもこのような風習もだんだん見られなくなってくるのかも。
「雷避けにキササゲ」の話も。
見たこと聞いたことはあっても知らないことも多かった。
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