みどりの野原

野原の便り

2月21日 果実 種の多様性

2015年02月21日 | Weblog
動けない植物が種を残すためにどのように移動するのか。
植物は移動するためにどんな工夫をしているのか。そんなお話を聞いた。

花粉や果実や種が、風や動物や鳥や水によって運ばれることは聞いているが、そのための工夫・・
風に乗るための「綿毛」や「翼」や「プロペラ」も果実につくもの・種子につくもの・苞やガクや小枝がその役割をするもの・形態も様々・・・
水での拡散を狙うものは水に浮く工夫・流れた先で引っかかる工夫。
動物に運ばれるものはくっつくための様々な形態。
鳥に運んでもらおうと果実や種子を2色に色分けしたり、時には騙したり・・
効率の悪そうな食べ残しや隠し忘れを狙う。
アリの好物をつけてアリを利用する。・・・まだまだいろいろ・・

驚くばかりの「多様な戦略」、移動もできず消極的に生きているように見える植物がどうやって身につけたのか・・不思議で仕方がない。

いくつかの種子や果実を見せてもらった。
アルソミトラ・フタバガキ・ツキイゲ・ゴバンノアシ・サキシマスオウ など過去に実物を見たもの、持っているものもあり懐かしかった。
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