みどりの野原

野原の便り

5月18日 カルガモの親子引っ越してしまった。

2021年05月18日 | Weblog

カルガモの親子を見せてあげようと、今日、妹を案内したら・・


「昨日の朝8時頃 大中公園方向に引っ越ししました」
あらあ。残念。 道をゾロゾロと歩いて行ったのでしょうか?
それも見たかったなあ。


向かって左側の堀 手前の石橋から次の写真の掘に続く。
さみしい堀。


石橋の右側に続く堀

拝殿に奉納された絵馬


「一ノ谷」 白馬に平敦盛 黒馬に 熊谷直実 文久元年絵馬
『逃げようとする敦盛を呼び止め、首を撮ろうとするが、自分の息子と重なり躊躇する直実』


「川中島」左白頭巾は上杉謙信 右軍配団扇は武田信玄 文久元年絵馬


拝殿前のヒイラギの古木


ケヤキ クスノキ


鳥居も文久2年の刻銘があった。

帰り道、川を気にして見ていたが・・
可愛いカルガモちゃん。また来年もきてね。

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5月16日 カルガモのヒナ 調田坐一言尼古神社

2021年05月16日 | Weblog

カルガモのヒナ誕生のニュース。
どこかへ行ってしまわないうちに見たい!


堀のそばの案内


着いた時には、堀のそばの陸に上がって歩き回っていた。
可愛い!掌に納まるぐらいのふわふわボールのようなヒナが、1.2.3.4・・
あれっ?10羽生まれたと聞いていたのに9羽しかいないじゃないの。

後で聞いたところ、今朝になって9羽になっていたという。
地面をつついたり、せわしなく歩き回る。


そのうちに堀の縁に集まってきた。 降りますよ~。
(親鳥の左側にヒナ)
どうやって降りるの?

お母さんがまず飛び降りた。翼を軽く羽ばたいて着水。
石垣の端からこわごわ下をのぞいていたヒナは、思い切ってダイブ!
勇気がいるだろうなあ。
次々と、ポロポロと落ちるように着水。


無事、全員集合。


池の鯉と一緒に泳ぐ。

ヒナは元気に泳ぎ回る。いつも9羽固まっているわけではない。
1羽だけ離れたり、ばらばらになったり、また集まったり・・
ひと時もじっとしていない。


お母さんはつかず離れず、それとなく見守りながら近くにいる。
離れたって手出しはできない。


石垣に集まって草を啄んだり・・


お母さんが陸に上がる。やはり翼の力も借りて。


登っておいで~。 先に上ったお母さんが呼ぶ。
ついて行きた~い。集まってくるヒナたち。


登りは、池に入るよりむつかしい。
石垣に足をかけ、草に足をかけ・・もうちょっとと思うところで墜落・・
何度か繰り返し、懸命に登る。小さくてもたくましいなあ。

みんな登った? いや、まだ1羽残っている。
土管に入ったりして遊んでいるのか?登れないのか?

お母さんは知ってか知らずか、他のヒナと一緒に歩き始めた。

そうしている時に、ヒナが1羽、私の足元を駆けて行った。超早い。
えっ、えっ? どこから上がったの? どこへ行くの? 戻れるの?

そして玉垣の角を曲がった。
そこは登れそうもないコンクリートの側溝。側溝の中を向こうの方へ走って行った。
見ている大人たちにもどうすることもできず、無事を祈るしかない。

そんなことで、目の前で、1羽が行方不明になり8羽になった。
お母さんは知る由もなく・・助けようもないもんね。


堀の浮島(浮いているのかどうか?)へ入る。

巣はここにあり、夜はここで寝るらしい。
ここなら天敵の猫などからは襲われる心配はない。

陸に登ったり下りたり、泳いだり・・
ひと時もじっとしていないやんちゃなヒナたちとそれを見守るお母さん。
いつまで見ていても飽きない。心が慰められる。

40分ぐらい見ていただろうか・・
雨も降ってきたので、神社にお参りして帰った。


調田坐一言尼古神社(つくだにますひとことねこじんじゃ) 
奈良朝以前から祀られていたという古社
一言の願いを叶えてくださる神様を祀る。


拝殿には古い絵馬が奉納されている。

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5月14日 橿原神宮周辺 散歩 シイの花 キヌゲチチコグサ ヒナキキョウソウ ベニカミキリ クルミマルハバチ幼虫

2021年05月14日 | Weblog


匂いに見上げれば、花盛りのシイ。


キヌゲチチコグサ


ヒナギキョウ 果実の窓はまだ閉じていた。


オオニワゼキショウ


木の幹に赤い虫。写真を撮ろうとすると飛ぶ。また止まる。
虫を撮るのは大変。ベニカミキリのようだ。


オニグルミ 若い果実 柱頭が残っている。
果実を喜んで撮っていたら・・


葉の裏に白い綿くず。昆虫の抜け殻か? 風に白い毛はふわふわ揺れるが動かない。

草で突いてみたら、動き出した。
わお。生きた虫や! しかも意外と動きが速い。
どんな虫や~。虫の体を見ようと追いかけまわすが、白い毛の下の虫の姿はなかなか見えず。
ちょっと顔らしいものが見えた。小さい目らしいものも見える。可愛いい。撮りたい!
写真を50枚以上撮った。後で見たがうまく撮れたのはない。


横から撮る。丸い頭に小さい黒い点(目)虫の体も見える。
これが一番ましな1枚。背負っている白いものは蝋物質だとか。
調べると、すぐに名前がわかった。「クルミマルハバチの幼虫」 
珍しいものではないらしいが、初めて見て感激!

成虫はどんな姿かな? ハバチだから地味な虫ではあると思うが・・
ネットでも幼虫の写真はいっぱい出てくるが、成虫の写真はない。
「兵庫県産ハバチ・キバチ類の追加記録より」の「図9」でやっと成虫の写真を見つけた。
やっぱり地味・・ 見たい方は上記で検索してください。


静かな深田池 水鳥まったくいない。


カメが日向ぼっこ たぶんミシシッピアカミミガメ

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5月13日 甘樫丘~山田寺+橿原神宮前まで クサイチゴ コウガイビル(写真あり)ヒバリ

2021年05月13日 | Weblog

久しぶりの里山クラブ。今日は甘樫丘~万葉文化館~山田寺へ。
懐かしい道

甘樫丘も久しぶり。


エゴノキ 落花


遊歩道をコウガイビルが這っていた。12・3㎝ぐらい。


クサイチゴ 真っ赤に熟したイチゴは甘くておいしい。


甘樫丘展望台から藤原京方面


明日香方面


キリ もう花も終わり。

飛鳥川を渡って農道へ。


ヒメブタナが終わって、ブタナに入れ替わり。


近くの草地にヒバリ(らしい)草に紛れて見えにくい。中央、畔のところ。


切り取り、拡大。


スイカズラが滝のよう。


山田寺跡 金堂跡や塔の基壇 今はただ夢の跡・・

飛鳥資料館あたりで解散になった。
バスの時間もわからないし、駅まで歩くことにした。


マルバヤナギ?に ヤナギルリハムシ


元は国道169号沿いにあったが、新道の開設でここへ移転された。
橿原神宮前駅から電車に乗る。

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5月11日 明日香を散歩 ムラサキツメクサ シロツメクサ ニガナ スギ ジョウカイボンの仲間 ポポー花と若い果実

2021年05月11日 | Weblog

明日香を散歩


ムラサキツメクサ(アカツメクサ)が満開
似たシロツメクサとは、毛がある、立ち上がる、花序の下に葉がある。
他、増え方や受粉後の姿も違う。

 
ムラサキツメクサ 受粉後も花は下を向かない。


シロツメクサ 受粉後花は下を向く。
ランナーを伸ばす。


ニガナ 


スギ 茶色くなった雄花が残り、。緑色の球果もできていた。 


サクラにジョウカイボンの仲間


ポポー いくつか花が残っていた。久しぶりに花を見た。


若い果実もあった。熟したポポー大好き!

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5月10日 ジャコウアゲハ 卵

2021年05月10日 | Weblog

そろそろ卵を産むころ。


雌が1頭 卵を産むのかと見ていたら、ナワシロイチゴの蜜を吸っているようだ。
花から花へ移動していた。

いくつかの葉を裏返してみる。


あった! ここには卵が6個も産み付けてあった。

ここには1個 3個・・など、卵を見つけることができた。


これは何の幼虫?この幼虫も毒のウマノスズクサを食べるのか?


前にもあったホソヒラタアブの蛹もあった。


1齢幼虫らしい極小のジャコウアゲハが1匹いた。

卵はこれから、次々うまれることだろう。

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5月9日 五條 街歩き( 造り酒屋 銭湯 桜井戸 本陣 新町通り トビに襲われる 幻の五新鉄道・・) 

2021年05月09日 | Weblog

車で五条へ。2重マスクの3人連れ。

先ずはJR五條駅へ向かう上り坂。
吉野川の「河岸段丘」の地形が見られると息子。へえ~。

河岸段丘がよくわかる場所があるというのがここ。
なるほど住宅のところが崖になっている。

JR五條駅を見てから、先ほど見えていた煙突の場所へ。


少し街道を入ると「五新」の文字が。


ここは「五條酒造」創業大正13年という造り酒屋 
「五新」は清酒の銘柄だった。


煙突がよく見える場所まで行ってみる。煙突は何か惹かれる。


五條酒造から続く旧街道を西へ。


栄湯」と書かれている。銭湯のようだが、板の戸は閉まっている。もうやっていないのかな?
軽トラが止まって廃材をおろしはじめたのはここのご主人のようだ。
「4時から入れます」とのこと。ああよかった。まだ営業してた。
古い銭湯大好きの娘は「入りたい!でも時間がない!」と残念がる。


場所を変えると栄湯の煙突とドーム屋根が少し見えた。
五條にあった銭湯は次々廃業され「栄湯」は「五條唯一の銭湯」らしい。
次の機会に入りに来たい。


レトロ タバコ屋があったり・・

ちょっと路地を入った所。ここへ私を連れて来たかったという。


桜井戸(桜泉)」 お~。いい雰囲気。
井戸ではない。湧き水の長~い長方形のマス(水槽)
金剛山からの伏流水が湧き出しているのか?


水槽の端にはお地蔵様や石塔が。まるでお風呂に浸かっているみたい。
水は澄んでいて、赤い小さいフナ?金魚?も泳いでいた。


水槽の上の石垣の祠。祀られているのは弘法大師?
ここにも弘法大師の伝説があるという。


水槽の中の水面を見ても湧き出しているような水流は感じない。
でも、ここから流れ出ている水量だけ湧き出しているということだ。
洗い物をする水場としても使われていたのだろうか?


屋根の瓦は桜模様。


本陣」の交差点に出る。
交差点近くの桜井寺にかつて天誅組の本陣が置かれていたのが名の由来とか。
昔、ここを起点に紀州街道・河内街道・伊勢街道・下街道・西吉野街道(十津川街道)があった。
今も、それをなぞるように、ここから四方に国道が伸びている。R24・R168・R310
少し離れて旧街道が残っている。

旅客が行き交う街道と吉野川の水運で、交通の要衝として栄えた五條市。
本陣はその中心である。五條は宿場町、商業の町として発展した。


重要文化財「栗山家住宅」(内部非公開)
慶長12年(1607)築。
建築年代が明らかな民家では日本最古なのだそうだ。

空海の開基と伝わる「講御堂」 「御霊神社」など見どころは多い。

いよいよ「新町通り」へ。
江戸時代の景観を残す町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。
後で行ったの「まちなみ伝承館」で聞いた説明によると、
この町並みは関ヶ原の功績によって二見城に入った「松倉豊後守重政」が城下町として創設。
「諸役を免除して」多くの商人を集め賑わいを作ったという。
ここでは名君だったが、後に赴いた島原では重税やキリシタンを弾圧した領主だったとか。


新町通り 江戸時代の街並みの中に、近代建築も混じる。
「フォトスタジオ桜井」元、五条信用組合 昭和10年(1935)の建築


新町通り この時期なのかほとんど人通りはない。

政治家 木村篤太郎氏の生家で江戸時代の米穀商の町家を観光案内所にした「まちや館」に立ち寄る。


お弁当を食べようと吉野川の堤防に上がる。
広い堤防。向かい側の河川敷でバーベキューをしている小さい子供連れの家族がいるだけ。
天気もいいし気持ちがいい~。

おにぎりを食べようとしていたら・・・
上からトビが急降下してきて、息子の持っていたおにぎりを掴もうとして取り損ねて・・


手に引っかき傷を残して飛び去った。
「トビに注意」とか書いてあるのは見たことがあるが、襲われたのは初めて。
真横に降りたトビは、大きい!人間の大きさぐらいだった。
(翼を広げると150~160㎝はあるらしい) びっくりした~。大きい傷でなくてよかった。
おにぎりを隠しながら、そそくさと食べる。せっかくのんびりと食べようと思っていたのに。

午後は新町通りに戻り「まちなみ伝承館」に入る。
いろいろ説明してくださったが、


昭和34年(1959)台風15号 伊勢湾台風の時の水位の表示が鴨居の上にあり驚いた。
川の広い景観はゆったりしていいなと思うが、台風の時は怖いな。

ジオラマ工房」に立ち寄る。
鉄道好きの息子と娘。店主さんとあれやこれやと話も弾む。
・・で、二人ともミニの模型をお買い上げ。うれしそうな顔。

幻の五新鉄道」の残った高架橋を見に行く。(前にも見に来た)

昭和12年(1937)、五條ー和歌山県新宮を結ぶ計画で始まった「五新鉄道」の工事は、太平洋戦争やその後の経済情勢の変化で、ついに実現されず中止になった


「五新鉄道」の名残の橋脚


道路を隔てた向こう側にも残っていた。


「金剛 ハロ号」と言われる蒸気機関車の展示 


山本本家 江戸時代から続く造り酒屋 煙突2本
新町通りにお店があった。

午後3時、五條の町を後にする。まだまだ見どころを残す。

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5月8日 タコノアシ オオツメクサ キジ ケリ親子 ダイサギ

2021年05月08日 | Weblog

今頃のタコノアシはどんな様子なのか?オオツメクサはどんなか?
ウォーキングを兼ねて歩き回る。

同じ市内だから、近くと言えば近くともいえる。
私の中で入り組んだ町の境界がはっきりしないが、数えてみたら6つの町を歩いたことになる。
6キロ近くを歩いていた。


シャリンバイ


トベラ

タコノアシ 以前に見つけた3か所をまわる。


発見2カ所目のところ。元気な若苗がまあまあの数あった。


発見3カ所目のところ。ここも元気な株があった。
でも去年も成長して花をつけるころには草刈りで、全部刈り取られたのだった。


一番最初に大群生を見つけたところ。
数年後には刈り取られてほぼ見られなくなり、今年もこんな様子でほぼ見込みナシ。


オオツメクサは最初見つけた場所からはだいぶ入り込んだところにたくさんあった。
見やすい道沿いは、よくよく見ないと分からない。
たくさん果実も見られたが、むちゃくちゃ広がるでもなく、他の場所でも見たことがないのは不思議。


旧村の中で初めて見つけた 1石に10体地蔵


ミカンの花 いい香りがする。


キウイ これは雄花 よそ様のお庭なので、雌花は確認できず。


ウメの実もだいぶ大きくなっている。


カキノキ 花序が房状で、ツボ型の花 ガクが少し大きいように思うが、雄花かな?
もう少しよく見てきたらよかった。
もう一度、と思っても、歩き回って場所がわからない。


以前の写真 カキノキ 雄花と雌花


アズマツメクサ?と期待したものも、やっぱり帰化植物のナガエアズマツメクサのようだ。


素掘りの水路(コンクリート張りでない)
こんな水路もいつまで残るか・・
水はきれいではないし、両面の草地には除草剤がかけられたような枯れた草。
メダカを探しに来ていたおじさんがいた。


平地だが、休耕田やヨシ原も所々に見られる。
今は鳥の繁殖期なのか、声の聴き分けができないが、鳥の声が賑やかだった。


ケリが上空を飛び回る。


だいぶ遠かったが、ケリの親子がいた。矢印が子供。数羽見えた。


ここは去年もキジいたところ。空き地のず~っと奥。
中央あたりに雄の頭が見える。


切り取り拡大 繁殖期の雄の真っ赤な顔
雌も見た。


餌を探すダイサギ

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5月7日 うちの庭 カラクサシュンギク バイカウツギ サラサウツギ ベニカタバミ ゼニアオイ

2021年05月07日 | Weblog

うちの庭


バイカウツギ 見ごろになった。


バイカウツギ アジサイ科 バイカウツギ属 茎は白い髄が詰まっていた。


まだつぼみの サラサウツギ


サラサウツギ アジサイ科ウツギ属 茎は中空だ。


ヒメヒオウギ 種があちこち飛んで、広がっている。


ベランダのプランター産のニンニクを収穫。
鱗片を植えたのだが、ちょっとだけ大きくなった。最大3㎝😢
来年はもう少し早く植えてみよう。


カラクサシュンギク 咲き始めた。葉はきつい香りがする。
空き地で拾ってきて、名前は友達に教えてもらった。
下はデンジソウ 四葉のクローバに似た水生シダです。


咲き続くベニカタバミ


ベニカタバミ 鱗片とムカゴで増える。
花柄の基部にムカゴ(矢印)が付き、小苗(線で囲んだところ)となる。
これは地植えにしたら収集がつかなくなりそう。
ムラサキカタバミやヒメリュウキンカのように・・・


咲き始めたゼニアオイ 
去年、マロウ(ウスベニアオイ)かどうかで騒いでいた。

 
花弁の先の切れ込みは浅い。    葉の縁の切れ込みは浅く、円形に近い。
茎は無毛・・ということで、ゼニアオイと決定。

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5月6日 大久保神社と廃線跡 飯森塚あたり 天一神社 鹿路トンネル(旧)から吉野町三津 道標と八王子神社

2021年05月06日 | Weblog

ドライブ

橿原神宮参道を通っている時「森の中に神社がある」というので、立ち寄ってもらう。
近くなのに行ったことがない。(・・と思ったが・・14年ぐらい前に来ていた)
橿原神宮の参道の植樹帯 森の裏側、住宅地側に入口がある。

大久保神社 すっぽり森の中に納まっている。


神武天皇と初代皇后 媛蹈鞴五十鈴命(ヒメタタライスズヒメノミコト)を祀る。
玉垣やブロック塀の改修記念の石碑が建ち、昭和55に拝殿を改修したことも書かれていたが、他に詳しいことはわからない。
鳥居・灯籠に大正7年の銘のあるものがあった。


神社に向かって左。「これは何でしょう?」これは廃線跡だよ。
ああそうか。橋台の跡が残っている。複線が通っていた名残だ。
何カ所かある、違う橋台の場所は見に行ったのを覚えている。

橿原神宮が整備が行われた頃、それまでここを通っていた、八木方面から橿原神宮への大軌(大阪電気軌道)橿原線?(旧)は東に移設され、現在の橿原線になった。

Wikipediaに『1939年(昭和14年)7月28日 八木西口駅 - 神武御陵前駅 - 橿原神宮前駅間を廃止。八木西口駅 - 橿原神宮駅(現在の橿原神宮前駅)の新線が開業。畝傍線を橿原線に、神武御陵前駅を移転し畝傍御陵前駅に改称』とある。

線路もつけ変わったり廃止されたり・・駅名も変更されたり統合されたり。大きく変わっている。

桜井市鹿路へ向かう。

先日、来た時、この看板の「細峠」への矢印が気になって、今日のドライブを思いついたのだ。

飯森塚集落の旧道を通る。
新道ができるまではこの道が主要道路だった。

道標(右、よしの りゅうもん)を見て、「如岳禅師廟・藤原高光の墓」の矢印を見て山を登りかけたが、途中で引き返す。
帰って調べてくれたら、まだまだ山の上らしかった。

天一神社
看板のところから左へ登っていく。

 
「天一神社」に到着。車なので楽に(狭い道だったが・・)来れたが、下から歩くのは大変。
祭神は鍛冶の神、天目一箇命(あめのまひとのかみ)
本殿はなく、朱色の瑞垣の中にあるスギの巨樹が御神木。
「周囲4、5m 桜井市で一番大きいスギ」と前に来た時聞いた。(2011年)


境内には、スギの巨木が林立。どれも御神木に劣らない貫禄。8本ぐらいはある。
苔むした木肌、天を覆う高さ、巨樹がこんなに密集しているところはないかも。

鹿路トンネル(旧)


新鹿路トンネルが開通するまでは、この鹿路トンネルが桜井と吉野を結んでいた。
右の細い道は「細峠」への登り道。


上と同じ場所から右への林道は「竜在峠」に通じる山道。
ここは幅広いが上はきつい登りだそうだ。
以前(2011年)多武峰西門~冬野~竜在峠~細峠~鹿路へ下りたことがあるのだが、どこへ下りたのかよく覚えていないなあ。


鹿路トンネル(旧)1965(昭和40年)建造 延長570m ここからは吉野町になる。

ほとんどが新鹿路トンネル(2003年 平成15年竣工 延長2466m)を通るので、このトンネルを通るのはうちの車だけかと思っていたら、前から1台車が来てすれ違った。

トンネルの向こうに吉野町三津(みづ)集落があり、「道標」と「神社」があるというので、おまかせ。


左の細い道を登っていく。対向車が来たら・・・

吉野町三津


ずいぶん登った所にある「三津ひばり会館」に駐車。
こんな高いところで集会?集まるのも大変だなあ。
ネットで見ると、三津集落は6所帯20人(人口統計ラボ)という。

 
連なる山々 遠くの山は大峰の山らしい。 高い樹上のフジも眼下に見下ろす。
ここは標高何メートルぐらいなのかしら。


ここから細い山道を登る。お墓への道らしい。
途中に井戸があり、昔はこのあたりにも家があったのかも。


お墓のそばに大きい地蔵と地蔵道標があった。
右)とうのみね おかでら の刻印あり。

近くの細い階段を2つ登った所には貯水槽があった。

少し下りて林道を走る。




山の中にある八王子神社 扁額でかろうじて神社名がわかる。
祭神は不明。八王子神を祀るのではとのネット記事もある。

灯籠には「天八王子」の銘があるものも。太神宮灯籠もあった。
神社の前の林道はどこかへ続いているのだろうか? 

帰りも鹿路トンネルを通る。

山道・細道・登り道・・
息子のおかげで一人では行けないところを確認できた。


モミジガサ(と思う)大株


マルミノヤマゴボウ? 少しつぼみが出ていた。



ガクウツギ(と思う)

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