梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

外交のスタンス

2010-09-25 09:26:31 | 雑記
尖閣諸島の問題があっと言う間に片づけられた、片付いたのではなく放棄されたのだろう、国際法で日本の領土として認められたのは明治時代だ、国際裁定に出さなかったのは「領土問題は存在しない」と明確になって居たからで日本は「国際法に則り領海侵犯として扱う」立場だからそうはしなかった、と思っていたら何と簡単に引っ込んだ事か、此れで中国は「日本は尖閣諸島を中国領土と認めた」と言って来るだろう、案の定「謝罪と補償」を請求して来た、中国側の理論とすれば「自国の領海で逮捕拘留したのは違法だから」と言う事で更に確実にしたいのだろう。理由を付けて日本人を拉致し、レアメタルを輸出禁止処置にする、此れは確かに被害に有った人、企業にとっては大変なことかもしれないが国家の主権に関する事だ、それこそ国際法に訴えるべき事件だろう、タリバンが「聖戦士を釈放しなければ人質を返さない」と言うのと違わない、脅しに屈したら脅迫者は何度でも請求してくるのは犯罪の常識だ、脅せば幾らでも出すと言うのは中学か小学でワルが生徒を脅して家から金を持ち出させているのと変わらない、しかも親である国民に「脅されて居るんだから黙って金をはらうのが当然だ」と言うのだ。最後は戦争も辞せずと言う態度を取らなければ足元を見透かされるのは当然だ、この後国際審判に掛けても「日本は認めたのでは無いのか」と言われて動言い訳をするのだろう、民法には追認と言う言葉が有る、不法行為の請求に任意で支払ったらそれは合法的になる、此れは国際法でも近い考え方だし、「拒否しなければ認めた」と言う判断をされるだろう、国土を売り払えば売国奴と言われるが脅し取られて政府をどう表現すればいいのか、

生きる事、死ぬ事

2010-09-24 09:21:20 | 雑記
NHKで近年介護施設で人生の終焉を迎える人が増えて来たと言う放送をやっていた、99歳の女性でつい最近なくなったと言う、家族は既に70歳を超えて居た、やはりこうなると家で看取るのは難しいだろう、よく「最後は住み慣れた我が家で」と言う話しを聞くが地方で連綿と続く家の場合はそう言う意識もあるだろうが都会だと借家を移動しながらが多いのであまりそう言う感覚も無いのかとも思う、まして看取る側も大変な負担となってしまう、病気になっても治療法が無くなって後は終焉を待つのみとなるとそう長期は居られない、此れは病気を治療する病院としては仕方ない事だ、施設の入居者の大半は痴呆が始まっている、とても一般家庭では見ている事は出来ないだろう、若しかしたら人間は永く行き過ぎているのではないだろうかと思う、生物は生まれて成長したら子供を生んで育て終えたら死んでゆく、此れを連綿と続ける事が種の保存と言う事だろう、しかし人間は育て終えて次に譲った後生き続ける時間が伸びすぎたのではないか、生物の出生率は生存率に反比例している、海生生物は大抵何万個もの卵を産み、猛獣のライオンや虎は1~2子、象は殆ど1子であるが最終生存率は略同じだ、開発途上国や貧困国の出生率は高く、先進国は減少しているがやはり最終生存率は先進国の平均年齢に合わせれば同じか貧困国の方が低い、日本の出生率低下はこの種の保存の法則にしたがって下がっているのかも知れない、今は調整の為の過渡期で此れを過ぎれば日本だけでなく先進国は社会的には安定するのかも知れない、しかし現実に生きている人間を何処かで消去する訳にも行かない、出来れば苦しみ続けて生きるなら元気の内に幕を引きたいのだが中々その勇気は出ない、金が無くなれば治療も侭ならず、痴呆になれば子供達、社会に負担を掛けてしまう、本人もそんな状態でいき続ける事は望まないだろう、そうなる前に幕を引くとしてもどの時点が幕引きのタイミングか解らない、正直我が家は今かなり厳しい状況にある、結婚してからと言うものかなり波乱の多い人生を送ってきたが年齢もあって気力が衰えて来たのかも知れないが兎に角先が見えなさ過ぎる、先日「終わり良ければ全て良しと言うからもう一息頑張るか」と言ったら「終わりが何時か解らないとずっと頑張るしかない、やっと良くなったら棺桶では仕方ないよね」と言われた、確かにそうだな、人生は結果より過程だと若い時は自分に言い聞かせていたのだが、過程がよければ結果の悪さは更に圧し掛かる、もう一度浮き上がれるか、時間は無くなって来た

お酒ー9:ラム

2010-09-23 17:11:05 | 雑記
時々日本酒に戻ったり、焼酎になったりするが暫く飲んでいると何か又変わった物を飲みたくなる、リキュールの甘い物は飲んでも直ぐ駄目になる、大抵半分位は捨てる事になるのだがやはりまた買って来る、段々強い酒になってくるのだがある日突然割り始めたりする、暫くラムに凝った、きっかけは覚えていないが多分アイスクリームのラムナッツと言う奴に更にラム酒を掛けると行けると誰かに言われたのがきっかけだったと思う、その時は一番黒砂糖の匂いのするマイヤーズだったが当然アイスクリームに掛ける事は一度で終えて直接飲むようになる、この酒は割るのはあまり感心しなかった、個性が無くなってしまうのだ。次に飲んだのはロンリコだった、ホワイトとゴールドを飲んだがゴールドの方が好きだった、次にバカルディゴールド、これは割ると旨い、どう言う訳か焼酎用のサワーで割るとジュースの様になる、プレーンソーダで割ってレモンを入れたが此れよりサワーで割る方が飲みやすい、しかしストレートで飲むのは断然マイヤーズが好きだ、これは今でも常備酒として家に有る事が多い、色んな酒を飲んで最後に「少し飲み足りないかな?」と言った時とか仕事で遅くなって1時とか2時とか深夜に帰って来た時、少量をぐっと飲んで水を飲むと言うやり方で飲む、此れが何とも好きなのだ、その後ネットで見ていたら「沖縄の黒糖焼酎は製法で言えばラムになる」と見たのでこっちも飲んでいたが焼酎として飲むと本当に旨い、が、ラムと言う感じとは少し違う様に感じる、自分は結構器に凝る方でラムをストレートで飲む時は錫製の小さな奴を使っている、ウィスキーを飲むのはショットグラス、ファッショングラスも有る事は有るのだがロックで飲む時もショットグラスに一杯になる様な氷を入れて隅から啜りこむ様に飲む、冷酒を飲むのは沖縄ガラスの小さな奴を溝の口で見つけて来た、厚手のガラスに気泡が混ざる奴でかなり小柄の物だが気に入っている、最近は乙類の焼酎を見つくろって大きめのお猪口で飲むのだが浅草で清水の面白いやつを見つけて来た、紫で特に内側がきれいな紫に焼けている、ついでに徳利替わりに何だろう、恐らく取り分け用の器だと思うが三個組の物をもらったので一番小さな奴を専用にして使っている、これに焼酎と氷を入れてちびちびやるのが好きなのだが今年の暑い夏の間はビールグラスにたっぷり氷を入れて飲む事になって居た、やっと涼しくなったので今夜からは又戻そうかと思っている。日本酒は先ずお館は付けないので大体ぐい呑を使うが10年程前に新幹線の掛川駅で見つけたぐい呑みが気に入って居た、どうやらそれは高級なお茶を飲む為の物らしかったがお茶は番茶を暑く入れて飲むのが好きなのでそれには使わないでもっぱら酒を飲むのに使って居た、金谷の北側に有るS「志戸呂」と言う窯の物で軽くて薄い焼き物は杯の先端を少し上に持ち上げた様な形で実に具合が良かったが3年ほど前に割ってしまった、もう一度買いたいのだが駅には志戸呂は無くなってしまった、今は紫の清水が気に入って居るからまあ良いのだが

司法制度の崩壊

2010-09-22 09:50:59 | 雑記
検察のそれも特捜が証拠を改竄したと言う、高検は即日「証拠隠滅で逮捕した」とコメントしたが我々の感覚では「何故あれが隠滅なんだ」と思う、隠滅とは文字通り隠すか滅する事だ、被告に有利な証拠を不利な証拠に書き換えるのはどう考えても「隠滅」ではない、仮に押収する前に被疑者が何らかの加工をしたならそう言う言い方も出来るだろうが司法当局にわたった物を加工するなら隠滅ではないだろう、「明確に殺す意思を持って襲ったが軽症を与えただけだった」と言う事と「少し脅かしてやろうとしたら当たり所が悪くて死んでしまった」事では被害者が軽症の「殺人未遂」の方が死んでしまった「傷害致死」より重い、今回は「明らかに有罪にする為の意思を持って無罪の証拠を有罪にする為の手を加えた」訳だから仮にそれが採用されるとか提出されるとか言う前に意図的な行為なのだ、無実と確信しながら有罪にする為に証拠を改竄して起訴を続ければ「誣告罪」だろう、此処数年の再審で次々明らかになる警察の失態も事件直後に警察が犯人とした姿と隣人が見た犯人らしき姿が全く違うと言う証言を握りつぶした事が明らかになったが此処までは確かに隠滅といえるかもしれないが押収した衣類に後から被害者の血液を付けた事件などは全くでっち上げだ、再審で無罪が確定しても警察は「判決を真摯に受け止めて今後この様なことが起こらない様に」と頭を下げてお仕舞だ、腹のなかで(ちっばれたか今度は旨くやらないとな)程度の物だろうと思えてしまう、しかしそれでも書類送検をしても検察で「この証拠は信用性が少ないから」と却下されるかと思ったがその検察自体が此れではどうしようもない、司法制度の根源が揺らいでいるのだ、彼らは確かに大変な勉強をして今の地位についたのだろうが決して法律の持ち主ではない、法の番人なんだと言う自覚が無ければ彼らのやりたい放題になってしまう、これからどの様に此れを監視できるのか、彼らの気高い精神に頼ると言うのは見る限り難しい、本当に程度の低い国に日本はなってしまった

雇用と新規事業

2010-09-21 09:32:13 | 雑記
アフリカのセネガルからアフリカ大陸を横断する植樹が行なわれているという放送を見た、砂漠化を止める為のプロジェクトで此処にダカールの貧困層を入れて雇用を確保していると言う、失業率は90%だそうだ、だから少しの収入でも助かるのだろう、しかし考え方は日本にも大きなヒントでは無いだろうか、今後の日本の経済を維持する為に何をなすべきかが重要でその為に投下する資金は将来に対する投資出なければならない、食料自給率が此れだけ低いのだ、今海外から買った方が安いと言うのは商社の理論、言わば農協が自らの農地から米を採るより輸入米を買った方が安いからと言っているのに近い、確かに現状の人的コストを換算すれば価格は大きな違いが出るだろうがそのままでいける訳も無い、農業に企業が入れないのは規制がきついからと農家自体の既得権感覚の問題だろう、更に其処に直接給付をすると言うのは経営努力を削ぐだけの施策ではないか、農業に労働力が残らないのは硬直した政策と未だに農家は家単位と言う意識の問題だろう、農協単位で合資会社的な組織として効率よく機器を保有し家単位の負担を軽くし、労働に対しては労基法に合わせて給料制にして有給休暇保険も整備する、土地の有効利用のために耕地整理をして機械化を進め労働対価の率を上げる、域内の工務店等も取り込んで河川や道路の改修等も社内で行い収入の安定化を図る、店舗等は購買の様な形態にして他の農協と連携し仕入れも一括にして大手に対抗する、日本は山地の割合が高い、今は林野庁の管轄になっているがこれも事業として取り込んで安定した所得を保証すれば雇用を創出できる、その為の融資や補助金は国が対応する替わりに雇用を確保して貰う、計画的に生産調整をする事で食料の確保と価格の維持を調整する、簡単ではないだろうが国がバックアップして更に商社等と協力を推進する、商社等がイニシチアブをとり過ぎないように監視システムは国等がすればよい、食料の確保とエネルギーの確保、希少金属の確保は今後の日本の命運を握る、レアメタルに関して言えば土地を持たない日本では新たな鉱脈の発見は難しいがその分廻りは全て海である、海水から分離できないか、或いは海底熱水鉱床のマンガンの様に地球内部からの排出から集められないか、日本の工学者達は優秀である、国がバックアップし更にロイヤリティの保証をすれば開発に弾みがつくだろう、短期では兎に角留まっている資金の回流、長期的には自主立国の施策をしなければならない