つくば実験植物園で今年も咲いていました。「なんじゃもんじゃの木」として知られています。モクセイ科の落葉高木で、我が国では、木曽川流域の一部、対馬の一部など限定された地域にのみ分布する珍しい植物です。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。明治神宮外苑や三重県の伊勢神宮の池の畔でも見ることができます。写真は5月8日に撮影しました。
つくば実験植物園の海浜植物展示区画で咲いていました。砂や石ころがある場所で、海岸型らしく非常に草丈が低い状態で咲いていました。草丈に似合わないほど大きな花です。鮮やかなオレンジ色をして上に向いて咲くので、非常に印象に残ります。北方領土~北海道~朝鮮半島~中国北東部、サハリンなどに分布しているユリ科の多年草です。写真は5月8日に撮影しました。