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学名「Cytisus scoparius」でマメ科エニシダ属の落葉低木です。黄色(金色)の見事な花が咲きます。エニシダは地中海地方が原産地で、江戸時代には中国経由で渡来していたようです。枝は緑色をしており、葉と同様に葉緑素を含んでいて光合成をするそうです。そのためでしょうか、写真でお判りのように、葉はほんの小さなものが付いています。枝は先端が枝垂れるように垂れ下がっています。乾燥にも強く繁殖力が旺盛のようです。花はマメ科独特の蝶形をした花びらを持っており、蜂が飛んできたり、手で触れると開いて受粉を容易にするようになっているそうですから、今度触って確かめてみたいと思います。ヨーロッパではこの枝で箒を作っているそうで、魔女が空を飛ぶのはこの枝で作った箒かもしれませんね。
大変強い植物で繁殖力もあるようですから、剪定をされると良いようですよ。
矮性にしたヒメエニシダもあります。