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我が国の何処でも道端に多く見られる花です。学名は「Gnaphalium affine」で、キク科、ハハコグサ属の多年草です。春の七草の一つ「ゴギョウ」の花で知られています。写真は牛久自然観察の森で5月中旬に撮影しました。茎や葉の裏に銀白色の産毛が生えたような草で、特色があります。春の七草でお粥に入れて食すくらいですから、体にも良いようです。薬用植物一覧表(http://www.e-yakusou.com/yakusou/740-1.htm)によりますと、咳、痰に薬効があるとされます。以前にも書きましたが、春の七草を確認しておきましょう。「セリ」「ナズナ」「ゴギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」「スズナ(蕪)」「スズシロ(大根)」でしたね。先日牛久自然観察の森で子供たちが、指導員の指導の下で植物や動物の探検をしていました。自然を愛する人に育って行くだろうな・・と微笑ましく思いました。