つくば実験植物園で大木の枝いっぱいに咲いていました。樹木全体がライトアップして明るくなったように見えます。花は、前日の強風で少し痛んでおり、茶色の斑点が見えて残念です。本来純白の花で心をあらわれるような気がします。
つくば実験植物園の食の多様性展示区画では、各種の果樹の花を見ることができます。その一つが写真のアンズです。桜と桃の良さを兼ね備えているような美しい花です。7月初旬の頃、黄色く実った実の収穫が行われます。中国~中央アジア原産の落葉高木ですが、「Apricot」と呼ばれて欧州で品種改良され、果樹として重用されています。中国では古来杏子の種に中にある杏仁を漢方として使われているそうです。
今年も美しい紅色の花を見せてくれました。開花は半月程度遅いと思います。中国原産のバラ科の落葉低木です。もう少しすると日本原産のクサボケが地面近くで咲き始めます。クサボケのほうはボケより丈が低く、トゲがあって実も小さいのが特徴(ボケはトゲが少ない)です。
つくば実験植物園で、オウバイの隣に植栽されていて比較できるようになっています。前掲のオウバイと比較してご覧ください。黄色い花は花弁がやや厚みがある感じで反り返っています。直径は1.5㎝位でオウバイより大きいです。
久しぶりに訪れたつくば実験植物園で見かけました。黄色い鮮やかな色の花がほぼ満開でした。今年は、寒さで開花が遅れた各種植物の花が一度に咲いている感じです。中国や朝鮮半島が原産地で、モクセイ科の低木です。
花壇で咲き始めました。青紫色の小さなベル状の花がブドウの房のようになり、とても可愛く見えます。地中海沿岸地方が原産で、ユリ科の宿根草です。花壇に数年前に植えたまま放置していますが、毎年可愛い花を見せてくれます。
TV報道でよく撮影される場所の桜並木です。まだ2部咲程度でしたが、早くもシートを敷いて多くの人が花見をしていました。陽だまりは暖かいのですが・・風はまだ冷たく、寒そうでした。週末は満開かもしれません。